クルマへのコーティングは、大切な車両を保護する目的で有効な手段です。中でもガラスコーティングはカーコティングの長い歴史の中でもっとも保護性能の高いスペックがあると言えます。あなたのBMWをいつまでも美しく保ち、楽しいカーライフを送るためにガラスコーティングが推奨される理由をコーティングの現場目線でお届けします。
1. BMWにガラスコーティングが必要な理由
BMWは、ドイツの自動車メーカーで『Bayerische Motoren Werke AG』の頭文字から成り立ち、バイエルン州の発動機製造会社としてスタートしています。キドニーグリルと呼ばれるグリル部は1933年に採用されて以来、今日までBMWのアイコンとして大切にされてきました。
高い運動性能を感じさせるデザインは、駆け抜ける喜びとして表現され洗練されたブランドコンセプトに織り込まれています。
プレスラインで光の当たり方まで計算され、大きさが気にならないコンパクトでスポーティに仕上げられています。
デザイナーの描いた美しいフォルムを長期に渡り維持し、楽しいカーライフを送るには良質なガラスコーティングがおすすめです。その理由について詳しくご紹介します。
1-1. BMWを汚れから守る親水性ガラスコーティング
撥水性コーティングと親水性コーティングの比較がよく見受けられますが、ラストコーティングは『親水性』をおすすめしています。理由は単純でボディが汚れにくいからです。撥水性と親水性の特徴を比較しながら解説します。
撥水性の特徴は、水玉がコロコロと転がるため見た目に気持ちがよいことが特徴です。凹凸状の塗膜となり水とボディの接触抵抗を下げているため水が弾かれているように見えます。
問題は流れ落ちずにボディにとどまることです。例えば雨上がりには平面となるボンネットやルーフ、トランクの上には水玉が静止水が蒸発すると水分に含まれるミネラルや汚れが残留物として目立つ結果となります。このようなイオンデポジットと呼ばれる汚れや、水玉が日光を集めることで塗面を刺激するウォータースポットと呼ばれる現象はボディ常に残された水玉が原因となりがちです。
一方、親水性の特徴はある程度の傾斜がついていれば、水がボディ上に広がりながら、または川のように一本の筋に集まりながら滑り落ちてゆくことです。
汚れも一緒に流れてくれるため、しっかりと雨に降られたあとであれば綺麗に仕上がっていることもしばしばあります。
雨上がりや洗車後にボディ状に残る水分が撥水性と比べ大幅に少ないため、自ずと汚れも残りにくくなります。
1-2. BMWのメッキモールをサビから守る
キドニーグリルをはじめ、窓枠などエレガントな演出としてメッキパーツは欠かせません。しかし、残念なことに、メッキパーツは経年と共にサビによる侵食がみられます。
特に窓枠のメッキモールのサビはBMWオーナーの悩みの一つではないでしょうか?経年とともに白い斑点がメッキモール上にいくつも広がっていくのですが、これを新品にするにはドア1枚に5万円ほどかることもあります。4枚すべてを修理するにも決して安くはないパーツの一つです。
ラストコーティングは、完全無機質のガラスコーティングです。従来のコーティング剤に含まれてきた樹脂成分やフッ素など有機質を含まないため、強い日差しによる紫外線で剥がれることはありません。
また、酸性、アルカリ性の双方に耐性があり、塩害の影響も受けないことが立証されています。ラストコーティング はサビないコーティング剤としてBMWのメッキモールに塗布することで、安心して美観を維持することができます。
1-3. 紫外線カットのガラスコーティングでボディの色褪せを防止
コーティングの目的はボディを守ることです。そもそも塗装自体がボディを守っていますが、その塗装を守るためにクリア層が保護しています。そこからさらにボディカラーの色褪せも防止したいと考えるのがオーナー心理ではないでしょうか?
ラストコーティングはガラスの硬い被膜で覆うだけでなく、紫外線からも愛車を守りボディの色褪せを大幅に遅らせることができます。
ボディだけではなく、樹脂やカーボンパーツ、レザーにも施工ができます。これらはラストコーティングのイノベーションの賜物と言えます。
1-4. 樹脂・カーボンパーツの劣化を大幅に遅らせるコーティング
「ガラスコーティングなのに樹脂にも施工できるのですか?」と質問をよくいただきますが、ラストコーティングではそれが可能です。
クルマには多くの樹脂パーツがあり、紫外線による劣化は多くのクルマ愛好家が諦めていた項目です。例えば、ヘッドライトの黄ばみ、樹脂パーツの白化も紫外線による影響が大部分を占めています。
また高価なパーツの一つでもあるカーボンパーツの劣化で残念な思いをした人も少なくはないでしょう。
カーボンや樹脂パーツの白け、ヘッドライトの黄ばみは、クルマから生気が奪われた印象を与えがちです。
カーディテーリングの観点からも、樹脂パーツを蘇らせることでクルマの表情がハツラツとなるためもしもすでに劣化してしまっている場合にはここから着手してみてもよいでしょう。
2. BMWの塗装の特徴とガラスコーティング施工時に注力する点
ここからは、ディテーラーの目線でどう美しく仕上げていくか、ということをテーマにBMWへの施工ポイントを見ていきましょう。
BMWの塗装は、ディテーリングで表現したいことをダイレクトに応えてくれる塗面です。見た目にわかるとおり厚みがあり安定感のある塗面は、美しい表情を追求できる下地ともいえます。
現代の塗料は水性塗料が主流ですが、今思えば過去の油性塗料の時代はより塗面が強く磨き手のイメージに応えてくれる印象がありました。とはいえ、水性塗料となった今でもBMWの塗料はディテーラーとしてはやりがいのある下地です。
【事例】BMW X2 ガルバニックゴールドの施工で意識したこと
X2がリリースされてからまだ間も無く、また塗装も新しいものでしたのでまずはあらゆる角度からじっくり眺めることから始まりました。
デザインを読み取り、デザインと色味で表現されるもっとも美しいポイントはどこなのか?そこからディテーリングのポイントを探っていきます。
特に、BMWのエンブレムがリアの左右にも配置される車両は、当然見る人の視線もそこにいきます。
BMW M1もリアの左右にエンブレムが施され特徴的なアクセントとして愛好家の記憶に刻まれているはずです。
この流れからまずはリア部クォーターパネルのプレスラインの流れを美しく見せたい、そうなります。一方で、オーナーがX2のどこにかっこよさを感じているかによりどこを重点的に見せていくか方向性は変わってきます。
オーナーはまずコンセプトの絵コンテやカタログを見てかっこいいと感じたはずですからクルマのデザインから醸し出されている印象を読み取りオーナーとすり合わせていきます。
かっこいいものをかっこいいまま表現すること。もっといえば、デザイナーが描いた陰影により表現されたものをどこまで引き出せるのか?そこがディテーリングのポイントになります。
そのため、過度なツヤや光沢感はもしかするとデザインを損なうこともあります。美しさは陰影のメリハリにより表現されるためディテーリングで作り込み、かつコーティングが仕上げたボディをそのまま維持してくれるのが理想です。
その意味でラストコーティングは下地がそのまま浮き出るコーティング剤のため、ごまかしが一切通用しません。しかし、完全無機質のガラスコーティングであることで紫外線で剥がれる恐れがありません。さらに劣化の原因となる紫外線、サビ、塩害にも耐久性があるため作品を長く保存できることは職人としても嬉しいことです。そしてなによりそうした仕事をお客様にお届けし喜んでいただけることは仕事冥利につきます。
3. ラストコーティングのBMW施工料金
サイズ | 料金 | 車種 | |
---|---|---|---|
新車特別価格 【30%オフ】 |
既販車価格 | ||
S | 189,000円 | 270,000円 | ・MINIコンバーチブル |
SH | 210,000円 | 300,000円 | ・MINI ・MINIクラブマン ・1シリーズ ・Z3 ・Z4 ・i3 |
M | 210,000円 | 300,000円 | ・2シリーズ ・3シリーズ ・4シリーズ ・Z8 |
MH | 231,000円 | 330,000円 | ・3シリーズ(ワゴン) ・5シリーズ ・6シリーズ ・グランツアラー ・X1・X2 |
L | 231,000円 | 330,000円 | ・5シリーズワゴン ・7シリーズ ・X3 |
LH | 252,000円 | 360,000円 | ・X4・X5・X6 ・i8 |
EXL | 252,000円 | 360,000円 |
※料金は税別となります。
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