アルファロメオは塗装が弱く剥がれたり色落ちしやすいと言われています。特に、人気色である赤いボディカラーがピンク色に変色していることはよく見られることです。
そこで、
- アルファロメオを購入したけど塗装の劣化が心配
- 赤いボディカラーを購入予定
- いつまでも愛車を綺麗に維持したい
このような不安を解消するためにも、ガラスコーティングの施工をおすすめします。その理由は、アルファロメオの塗装の弱さをしっかりカバーすることができるため、いつまでも綺麗な状態を保てるからです。
そこで今回は、アルファロメオに最適なガラスコーティングについて詳しくご紹介していきたいと思います。最後までご覧いただくと、あなたに最適なガラスコーティングを見つけることができるでしょう。
1. アルファロメオはボディの塗装が弱く劣化しやすい
1-1. 塗装が剥がれてピンク色になる
アルファロメオと言えばロッソ・アルファ(アルファ・レッド)と言われる赤いボディーカラーが有名です。特に日本では人気色となっています。
しかし、残念ながらこの赤い塗装は剥がれやすい弱点があります。塗装がダメージを受けると色あせたようにピンク色に変色してくるため、アルファピンクと呼ばれることもあるほどです。
特にボンネットやルーフの色あせが目立ち、高級感はすっかり薄れてしまいます。これがアルファロメオの味だと言われることもありますが、やはり大切な愛車をいつまでも綺麗な状態を維持したいと思うのが本心ではないでしょうか。
また、赤以外のボディカラーでも塗装はがれや変色が起きやすいと言われているため安心できません。
1-2. 全塗装費用は30万円
このように塗装が剥がれて色あせてしまった場合、再塗装で補修するしか方法はありません。
ボンネットとルーフの部分塗装なら10万円前後、全塗装になれば30万円前後の費用がかかってしまいます。
2. アルファロメオにはガラスコーティングが最適
こうしたアルファロメオの塗装劣化を防ぐにはガラスコーティングがおすすめです。なぜなら、コーティングにより塗装のダメージを防ぐことができるからです。
それでは、その詳細を確認していきましょう。
2-1. アルファロメオの塗装が剥がれる4つの理由
アルファロメオの塗装が剥がれてしまうのは、次の4つの理由があります。
- 紫外線による劣化
- 鉄粉や鳥のフンによる酸化
- 水垢、汚れの蓄積によるダメージ
- 傷から広がる錆
つまり、塗装表面への様々なダメージが積み重なることによって塗装が剥がれてしまうのです。しかし、車を屋外で使用する以上、これらのダメージを避けることは不可能です。
そこで必要になるのがコーティングによるボディ(塗装)の保護です。
2-2. ガラスコーティングが塗装を長期保護
車のコーティングとは、ボディの塗装表面に保護膜を作り、汚れや傷から守るためのものです。スマホの画面に貼る保護シートをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
この保護膜により、紫外線や鳥のフン、傷や汚れを防ぐことができるため、アルファロメオの弱い塗装を保護することができるのです。
さらに、コーティングにはいくつかの種類がありますが、その中でも保護力に優れているのがガラスコーティングと言われる種類です。
耐久性に優れたガラスコーティングによって、大切な愛車を長期的に綺麗なまま維持することができるようになります。
3. アルファロメオにおすすめのガラスコーティングの選び方
ガラスコーティングをおすすめしましたが、その選び方には注意が必要です。ガラスコーティングと言っても、品質の低いものがあるからです。
アルファロメオの塗装が弱いことを考えると、それを補うだけの強固で耐久性のあるガラスコーティングが必要になると言えるでしょう。せっかく費用をかけてコーティングをしても、それ自体の品質が劣っていては意味がなくなってしまいます。
そこで、アルファロメオに最適なガラスコーティングを選ぶポイントをご紹介します。
3-1. 紫外線による劣化を防ぐ「完全無機質」
一般的にガラスコーティングと言われているものの多くは有機物を含んでおり、いわゆるガラス系コーティングになります。一方で、本物のガラスコーティングは有機物を含まない完全無機質のものになります。
完全無機質であることによって、最大の敵である紫外線による劣化を防ぐことができます。
逆に、有機物を含むガラス系コーティングになれば、コーティングの保護膜自体が紫外線によるダメージを受けたり剥がれ落ちやすいため、塗装を保護することができなくなってしまうのです。
そのため、アルファロメオには品質の高い完全無機質のガラスコーティングが最適だと言えます。
3-2. 汚れを洗い流す「親水性」
汚れが塗装にダメージを与えることはお伝えした通りですが、汚れを防ぐなら親水性のガラスコーティングがおすすめです。
親水性には、雨や水がボディの表面を撫でるように流れることで、汚れを一緒に洗い流す特徴があります。
一般的には撥水性と言われるタイプが多いのですが、汚れを洗い流す効果がなかったり、雨粒がボディに残り雨ジミ(ウォータースポット)と言われる汚れの原因になってしまいます。
こうした理由から、アルファロメオには親水性のガラスコーティングをおすすめします。
3-3. 塗装の傷を防ぐ「硬い皮膜」
車のボディや塗装に傷ができると、そこからサビが広がってしまうことがあります。サビが広がることで周囲の塗装を剥がしてしまったり、深く浸潤してしまえば、再塗装では対応できないほどのダメージを受けてしまいます。
こうした傷を防ぐことができるのが、硬い皮膜を形成するガラスコーティングになります。
皮膜の硬さを表す硬度には数段階あるのですが、ガラスコーティングの最高硬度は9Hとなります。弱い塗装を守るためには、高硬度のガラスコーティングが必要だと言えるでしょう。
3-4. 費用対効果の高いガラスコーティング
コーティングは決して安いものではありませんので、価格のチェックも忘れてはいけません。その際のポイントは、施工費用と耐久性を吟味して費用対効果を確認することです。
例えば、品質の高いガラスコーティングの場合、20万円前後の費用がかかることがありますが、その耐久性は5年にもなりますので、1年あたり4万円の費用になります。
逆に、低品質のガラスコーティングを施工した場合でも、3万円から4万円の費用がかかりますが、その耐久性は1年前後となります。
結局どちらも年間4万円ほどの費用がかかるため、最終的には品質で選ぶことが重要になるとわかります。
大切な愛車を守るためには、品質の高いガラスコーティングを選びましょう。
3-5. アルファロメオの塗装に対応できる専門スタッフ
最後にもっとも重要になるのが、高いコーティング技術です。その中でも下地処理技術がコーティングの仕上がりや効果を大きく左右します。
下地処理とは、コーティング剤を塗る前にボディの汚れや傷を落とすための研磨作業になります。つまり、塗装の弱いアルファロメオの施工には、高い技術力がなくては対応できないと言えます。
そのため、お店選びは慎重になる必要があります。やはり高い技術力を持つのはコーティング専門店になります。
一方で、ディーラーやガソリンスタンドに併設されているコーティング店はおすすめできません。アルバイトや研修を受けただけで実績のないスタッフが施工していることがあるからです。
このように、塗装が弱いと言われるアルファロメオには、品質の高いガラスコーティングを扱っている専門店で施工することをおすすめします。
4. アルファロメオのコーティングの選び方まとめ
ここまでご覧いただいたことで、アルファロメオに最適なコーティングの選び方がおわかりいただけたのではないでしょうか。
ポイントは次の2つにまとめることができます。
- 高品質なガラスコーティング(完全無機質、高硬度、親水性)
- 高いコーティング技術を持つ専門店
塗装が剥がれてピンク色に変色してしまう前に、大切な愛車を守ることができるガラスコーティングを見つけましょう。