ラストコーティングがなぜ「輝けるカーライフ」を理念に掲げることができたのか。それは従来のコーティングとの明確な違いにあります。
これまで、車のコーティングと言えば「撥水・厚膜」であることが良いとされてきた歴史があります。厚膜の皮膜がもたらすギラギラとした艶感と、撥水によるコロコロとした水の弾きが、目に見えないコーティングの効果を体感する数少ない手段であり、それがユーザーの満足度を高める要因でした。
しかし、コーティング皮膜が厚膜であることにより、ボディからメリハリが消え、丸みのある仕上がりになってしまい、また、撥水によりボディに水玉が残ることで汚れや雨染みが残りやすくなったという側面もあります。
ダイヤモンドラストコーティングは、従来のコーティングとは真逆の特性を持つ硬質薄膜・親水性・超滑水界面」の無機質シリカ被膜(ガラス被膜)を形成します。
10,000分の1mmほどの硬質で薄いシリカ被膜(ガラス被膜)はボディの表面に追従して定着するためデザインをはっきりと映し出し、さらに、ナノレベルで表面をレベリングすることでボディラインの輪郭が強調され、かつ、色味に一層の深さをもたらすことができます。
何気なく置いてある車でも景色と同化することなく、まるでオーラを解き放っているように見えるのは、不純物を含まない無機質シリカ被膜を形成するDLCならではの特徴なのです。
ですが、DLCを施工すればどんなクルマも美しいクルマに仕上げることができるかというと、決してそのようなことはありません。
薄膜という特徴によりクルマ本来の美しさを表現することを可能としましたが、一方で、それは“下地の状態をそのまま出す”ということにもなります。
つまり、DLCの液剤を塗布する以前に「車本来の美しさに仕上げることができる磨きの技術と感性」を持ち合わせていなければ、本来の美しさに辿り着くことができません。
このようにDLCは、単なる“コーティング剤”を指すのではなく
最高品質のガラスコーティング剤×熟練の職人技
によって創り出されるディテーリングサービスであり、輝けるカーライフ=LAST COATING STYLE そのものなのです。