Q. なぜ、ダイヤモンド・ラストコーティングは施工期間が長いのですか?
A. 施工期間が長い理由は、ダイヤモンド・ラストコーティングで使用している「ポリシラザン」という成分の特性上、コーティング剤塗布後に液剤が安定化するまで時間を要するからです。
ガラスコーティング剤が安定化するまで我慢して温度・湿度が管理された屋内で保管をすることで、ボディに一枚のガラスを纏ったようなフルアーマー車を作ることができます。
もちろん、お預かりさせていただいている期間は、職人が毎日お車をチェックしながら状態を整えていきます。
Q. 他社のガラスコーティングにも完全無機質のガラスコーティングがあるみたいですが、同じコーティング剤ですか?
A. いいえ、同じではありません。
他社で完全無機質と謳われているコーティング剤でも、実際には有機質を含むガラス系コーティングの場合があります。
または、ポリシラザンをしようしていても有機のポリシラザンが複合された液剤を使用している場合があります。
コーティング剤について疑問のある方は、その疑問を残したままにせず、ぜひ施工店にお問い合わせしていただければと思います。
Q. ディーラーのコーティングと比較して迷ってますが、違いを教えてください。
A. 違いは「施工の技術力」と「コーティング剤の質」が挙げられます。
ラストコーティングは「ガラスコーティング専門店」として、カーディテーラーと呼ばれる磨きの職人がガラスコーティングの施工を行なっており、熟練の技で細部までこだわってガラスコーティングを仕上げます。
一方、ディーラーのコーティングは下請け店が施工していることが多く、安い値段で業者に依頼しているのが現状です。
また、ディーラーが内部で教育をしてコーティング施工者を育成しているところもあるようですが、高いレベルで施工できる人材は皆無と言っても過言ではありません。
ディーラーが扱っているコーティング剤は、フッ素などの有機物を含むガラス系コーティングの場合がほとんどで、半年も経過すれば劣化してコーティングの効果を感じられなくなってしまいます。
ディーラーのコーティングは、「サービスでコーティングしておきますね」と営業マンが言いつつも、車の見積もりの中に最初から費用が含まれていることもあるなど、お客様にとっては不明瞭な点が目立ちます。 車を綺麗に保つためにガラスコーティングを検討されている方は、ディーラーコーティングを施工する前に一度再検討されることをおすすめします。
Q. 他社のコーティングを施工後に洗車をしたら、洗車傷がついてしまいました。ダイヤモンドラストコーティングは洗車傷を防ぐことはできますか?
A. ダイヤモンドラストコーティングは洗車機に入れても耐えられるコーティング被膜を形成しますが、傷を防止するものではありません。
また、手洗い洗車の場合、洗車に使用するマイクロファイバークロスやスポンジの目が粗いと傷をつけてしまう場合があります。そのため、施工後の洗車のやり方には注意していただく必要があります。 洗車の方法について、詳しくは施行された店舗スタッフにお問い合わせください。
Q. コーティングの種類がありすぎて何を選べば良いかわかりません。コーティング選びのコツを教えてください。
A. コーティングの仕上がりを決定する要因は
- 施工者の技量
- コーティング剤の質
の2つが主に挙げられますが、①「施工者の技量」によって仕上がりの8〜9割が決定すると言っても過言ではありません。
残りの1〜2割がコーティング剤の質によりますが、コーティング剤の効果を100%発揮させるためには丁寧な下地調整が必要不可欠です。たとえ、一般の方が最高品質のガラスコーティング剤を使ったとしても、下地調整が十分にできないため、質の高い仕上がりにする事ができません。
液剤に注目されがちですが、「重要なのは下地調整、塗布をする施工者の技術」です。ラストコーティングは液剤の品質にこだわるのは当然ですが、施工者の技術にもこだわりをもっています。