ブレーキダストを防止したい!BMWやベンツのホイールお悩み対策術

大切なホイールを真っ黒に汚してしまうブレーキダストに悩まされていませんか?

BMWやベンツ、アウディなどの欧州車であれば、ブレーキ性能に対する考え方の違いから国産車と比べ汚れが目立つケースが多々あります。こうしたブレーキダストの悩みを解消するにはどうすればいいのでしょうか?

真っ黒になったホイールを楽に落とせる方法を紹介します!

1. なぜブレーキダストでホイールが真っ黒に汚れるのか?

欧州車オーナーであれば誰もが体験する『ホイール汚れ』。これはブレーキダストと呼ばれる汚れの一種です。洗車を怠ると、たちまち足回りが真っ黒になり、見るたびに残念な気持ちになります。

ブレーキダストは、ブレーキをかけた時の摩擦でうまれる鉄粉がホイールにこべりついたものです。ブレーキダスト発生の原理やホイールが汚れる原因を理解することで、ベストな対策を見つけることができます。さっそく詳しく見てきましょう。

1-1. ホイールを黒くする『ブレーキダスト』とは?

ブレーキダストとは、ブレーキから生じる小さな鉄粉汚れを指します。やっかなことに、このブレーキダストは金属質のため放置しておくと錆びてホイールにしっかりと固着してしまいます。

1-2. なぜ欧州車に多いの?ブレーキダスト発生の仕組み

ブレーキダストが発生するブレーキには、ディスクブレーキが採用されています。ディスクブレーキとは、タイヤとともに回転する鉄の板(ディスクローター)をブレーキパッドで挟むことで動きを制御する減速システムです。 

走行中にブレーキを踏むことで、タイヤと一緒に回転するディスクローターをパッドがぎゅっと挟み込みます。この摩擦力によって、車が止まる仕組みになっています。

摩擦により削り出された鉄粉が生じ、これが『ブレーキダスト』となります。 

1-3. BMW・ベンツ・アウディなど輸入車のブレーキダスト汚れ

BMWやベンツ、アウディなどの欧州車は特にブレーキダストの汚れが目立ちます。その理由は、ブレーキパッドの性能にあります。ポルシェやVWも含め、ドイツ車にその傾向があるのは、高速走行が前提になっているためです。

ドイツのアウトバーンと呼ばれる高速道路は制限速度がないことで知られています。こうした高速走行に求められるのは極めて優秀なブレーキングシステムです。

ハイスピードにおいても、しっかり制動力を高めるにはブレーキパッドを柔らかくすることで、ディスクローターをブレーキパッドがよりしっかりグリップするようになります。このようなパッドは”ローターへの攻撃性の高い”と呼ばれたりもしますが、結局は摩擦力を高めることに集約されます。これにより削りカス(=ブレーキダスト)が生じやすくなっています。これが輸入車のホイールをいとも簡単に真っ黒にする原因です。

2. 簡単には落ちないブレーキダスト、対策は?

ブレーキダストが厄介なのは、簡単に落ちないことです。雨の日に走って綺麗になればどれだけ楽チンでしょうか?

ブレーキダストがホイールに付着するまでに、フェーズが二つあります。一つは摩擦熱を帯びたブレーキダストが冷えて固着するパターン。二つ目は付着した金属質のブレーキダストが時間の経過とともに錆びて固着するパターンです。

こうなれば、真っ黒になったホイールの汚れが水だけではなかなか落ちてはくれないのも理解できます。

もっとも身近な対策として、ホイールクリーナーを利用することです。各メーカーからブレーキダスト専門の洗浄剤がリリースされています。これを使えば比較的楽に落とすことができます。

多くはスプレータイプで、汚れたホイールめがけてシュッシュと吹きかけます。液剤がホイールの鉄粉に反応し、変色していく様はクセになるかもしれません。

少し時間をおいたのちに、シャワーをかけながらブラシでこすって汚れを落とすのが一般的なブレーキダストクリーナーを使用した際の流れになります。

ホイールに付着した鉄粉除去については『鉄粉除去でホイールを蘇らせる5ステップ』で詳しく解説しています。

3. ブレーキダスト汚れの対策としてのホイールコーティング

専門のクリーナーがあるとは言え、そもそも汚れがつきにくくならないものか?誰もが考えたくなります。そうなれば、ホイールコーティングがおすすめです。主に3つの効果があります。

  • ブレーキダストの除去が簡単になる
  • ブレーキダストの付着防止になる
  • 水洗いで綺麗なホイール

それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1. 簡単に落ちるホイール汚れ!ホイールコーティングの効果とは?

ブレーキダストは、何度洗ってもすぐに汚れてしまいます。車を走らせる以上ブレーキを踏まないわけにはいきませんから。

ホイールと言えば、カスタムでもこだわりたい箇所一つですし、高価なパーツでもあります。大事にしたいのは当然です。特にデザインにもこだわったホイールは、溝や隙間が多くて細かい作業が必要になるので、洗車となれば手間も時間もかかります。

しかし、ホイールコーティングをしていれば、簡単にブレーキダストを洗い流すことができるようになります。コーティング剤の効果によって、ブレーキダストの固着を防いだり、汚れを浮かして落とすことができるからです。

今まで一生懸命磨いても落とせなかった汚れも、水洗いをしてさっと拭き取るだけで、なんなら雨の日に走っているだけでも汚れが落ちる、そんな効果に期待できます。

今まで洗車が面倒だった方でも、輝きを取り戻したホイールを見れば、洗車が楽しみになることもあるでしょう。

3-2. ブレーキダスト汚れの防止対策にホイールコーティング

ブレーキダストをそのままにしておくと、ホイール本体や塗装を侵食してしまいます。鉄粉である以上、酸化することで錆びの現象を避けることはできません。美しいホイールに錆びが侵食していったときに多くの人は気がつきます「たった数万円けちって20万円のホールに錆びが。。。」

ホイールを綺麗に保ちサビを防ぐには、まめに洗浄するかコーティングでしっかり保護をしておくことです。

まめに洗浄ができない場合には、やはりコーティングがおすすめです。できれば、新品購入時がベストタイミングです。

使用品の場合には、すでにつきささった鉄粉を取り除く作業や、ガリ傷といったホイールの傷を修復した上でのコーティングが想定されます。

それでも大切にしているホイールであれば修繕の価値はあると言えます。ガリ傷について『ホイールのガリ傷、修理するには?』の記事で業者依頼の場合、DIYの場合について触れています。修理にかかる具体的な費用については『ホイールのガリ傷を修理する時に掛かる料金と、それを10分の1以下にする秘密の方法とは?』で詳しく解説しています。

とは言え、余計なコストをかけないためにも新品購入時にやっておくのがよいでしょう。もしもホイールコーティングをする場合には鉄粉であるブレーキダストが突き刺さらないことが証明されている信頼のあるコーティングを選択するのが味噌です。

コーティングをしたのに、結局鉄粉が突き刺さるような品質であればそれはコーティングとは呼べません。強固なガラスコーティングを選択するようにしましょう。

ガラスコーティングを選ぶ際のポイントとして、剥がれないこと、そして鉄粉が突き刺さらないことが公のデータとして証明されているものがよいでしょう。

ひとえにコーティング剤と言っても種類が多くあります。樹脂(不純物)が混ざっているコーティング剤は紫外線で劣化し結果的には剥がれてしまいます。ホイールのガラスコーティング については『ホイールにはガラスコーティングがいいのか?徹底検証』に詳しく掲載しています。

3-3.ホイール汚れが水洗いで綺麗に?ホイールコーティングの効果

鉄粉が突き刺さらない適切なガラスコーティングを施せば、これまで厄介だったブレーキダストも簡単な洗車で完結してしまいます。真っ黒になったホイールを見ても気持ちはずいぶんと軽やかになります。必要以上の時間をかけずに綺麗になるのですから。

4. ホイールコーティングをする前に知っておきたい注意点

ホイールコーティングをすると決めたら、次の注意点も忘れずに確認しておきましょう。コーティングの効果を最大限に引き出し、ブレーキダストの悩みを解消するために重要なことです。

4-1. 新品ホイールの購入時にコーティング

ホイールは決して安い買い物ではありません。美しく高性能なホイールの場合であればなおさら、たかがブレーキダストで劣化してくのは非常に残念です。もしもとっておきのホイールであれば、たった数万円で4本のホイールをコーティングできます。ぜひやっておきたいポイントです。

4-2. 使用品のホイールは徹底的に汚れを落とす

もしもすでに実走している場合には、ホイールの汚れを徹底的に落とすことから始まります。自分で行うにせよ、専門業者に依頼するにせよ突き刺さった鉄粉の除去は必須です。

4-3. コーティング品質を左右する下地処理

使用品の場合であれば、コーティング前の下地処理は必ず行います。ホイールコーティングの効果を左右するものが下地処理です。コーティング剤を塗る前に、汚れ落としや鉄粉除去→磨き上げ→脱脂という作業工程をふむ必要があります。

また、ホイールのタイプによっては下地処理ができず、コーティング非対応のものがありますので事前に確認が必要です。

4-4. コーティング施工業者選び

前述した2つの注意点から言えることは、ホイールコーティングには専門的な知識と技術が必要になるということです。最近は市販品を使って自分でコーティングすることもできますが、その施工レベルや効果は専門業者にはかないません。

また、自分で施工した場合には、頻繁にメンテナンスをしなくてはなりません。なぜなら、専門業者の施工と比べて、効果の持続期間も短くなるからです。これでは、結局手間も時間もかかってしまいます。

選ぶべきは、剥がれない・鉄粉が刺さらない信頼のあるガラスコーティング剤、そして腕のある専門業者です。

優良な専門業者の見極め方について『車コーティングは専門業者がおすすめ!信頼できる優良店の見つけ方』の記事で詳しく紹介しています。参考にしてみてください。

5. まとめ

ブレーキダストとはブレーキから出た削りカスのことで、これがホイールに固着した真っ黒な汚れの原因です。

特にBMWやベンツなど欧州車は高速走行をそうしているため、ブレーキ制動を高めるために柔らかいブレーキパッドが使用されています。これにより多くのブレーキダストが発生する仕組みになっています。

ブレーキを踏む以上、ブレーキダストは発生し続け洗った先から黒く汚していくのが難点です。こうしたブレーキダストの悩みを解消するためには、ホイールコーティングが有効です。

コーティングと言っても、選ぶべきは剥がれない・鉄粉が突き刺さらないガラスコーティングです。

剥がれるコーティングの特徴は、樹脂(不純物)が含まれていれば紫外線の影響により劣化することからいつかは剥がれてしまいます。剥がれを補強するには面倒なメンテナンスもつきものになります。

たった数万円で非常に高価なホイールを4本すべて保護できると考えればホイールコーティングをする価値は大いにあります。もし、いま新品を手に入れたばかりであれば対策は今のうちです。美しい車で最高のカーライフを楽しんでください!

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この本を読めば、プロでも知らないガラスコーティングの正しい知識が身につき、業者にダマされずに自分自身で愛車に最適なガラスコーティングを選ぶことができるようになるでしょう。


 

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。