車にできる水垢の汚れの正体は?その原因と対処法

車の汚れは気になるもの。いくら洗車していても、どうしても汚れはついてしまいます。

外に駐車している車の場合、雨の日が続いた後には、ドアミラーの下に黒い筋が入っていたりしますよね。これは水垢と言われるものです。乾燥して日光が当たって焼きついてしまうとなかなか落ちてくれません。

ブレーキダストが付着したり、水垢ができたりするのは防ぎようがなく、その都度、対処していかなければなりません。

けれどもできればあんまり手間を取りたくないもの。そのためには日々のメインテナンスをこまめにすることです。放置しておくと、汚れはどんどんと付着していき、取り除くのがたいへんになります。そして腐食の原因になりかねませんので、こまめにお手入れをしていきましょう。

ここでは、車の水垢について解説していきます。

1. 車にできる水垢とはどんなものか?

水垢というからには、水でできた跡のように考えがちです。しかし、水垢は水ではなく、油分が原因です。

もちろん水垢ができるためには水が必要ですので、洗車後に濡れたままにしておくとか、外に駐車していて雨ざらしになっていたら水垢はできやすくなります。

水垢の原因となる油分は、排気ガスや工場から出た化学成分や、大気中に飛んでいる汚れなどです。それが雨に溶け込んで、車に付着し、そのまま乾燥してしまうと水垢となってしまいます。

また、大気中に含まれるそれらの汚れや油以外にも、カーワックスやコーティング剤も水垢の大きな原因となっています。

2. なぜ車に水垢がついて汚れるのか?

ワックスやコーティング剤は、車の表面に皮膜を作ります。それにより車の表面が傷つかないように保護したり、ピカピカなツヤを出したりします。ワックスの保護効果はだいたい1ヶ月ぐらいまでです。ワックスが劣化すると、汚れがつきやすくなり、雨水や大気中にある汚れを吸着してしまいます。

洗車や雨の後の水が流れ落ちる時にそれらの汚れが一緒になり、それが積み重なると黒い筋となり、水垢として目立ってしまいます。

こまめに洗車したり、ワックスをかけたりとお手入れをきちんとしているのであればいいですが、なかなかそうもいかない人も多いでしょう。たまに洗車やワックスをするという人は、水垢がついていないか、しっかりと点検しましょう。

3. 車についた水垢の落とし方

水垢の正体は油分です。ついてすぐであれば水でも洗い流せますが、しばらく経つと水だけでは洗い流せません。油性の汚れは水を弾いてしまいます。水だけで洗車していると油分は残りますから、それが水垢の原因となります。

ワックスがけをすると塗装表面にワックスの油膜ができます。油性の汚れは油分とくっつきますからそのまま付着してしまいます。それが放置されると取れにくくなってしまいます。

ではどのように水垢を落としたらいいのでしょうか?

3-1. 汚れにはまずは洗車が基本

水垢に気づいたら、触ってみてとれるぐらいなのか、こすってもとれないのかをみてみましょう。もし指でこすってとれるぐらいの水垢であれば、水で洗い流して落ちますから、まずは水で車を洗い流して汚れを落とします。

もし水で落ちないようであれば、カーシャンプーを使います。

3-2. 台所用洗剤やカーシャンプーで洗おう

洗車時にカーシャンプーを使いますが、カーシャンプーの中には研磨剤が入っているものがあります。研磨剤は削ることで汚れを落としますので、気をつけないと表面に細かな傷をつけてしまいます。

そんな時は、まず家庭用の台所洗剤、食器洗いの洗剤を使ってみましょう。

水垢はワックスなどの油分が劣化して雨水などに含まれる汚れが付着していったものです。

食器洗いの洗剤は油分を落としますから水垢も落とせます。

ただしそのまま原液は使いません。水:洗剤は100:1の割合で、バケツに洗剤液を作ります。

そして、水で洗い流した車に、スポンジや柔らかい布にその洗剤をつけて、水垢のついている場所を洗います。その後、水で洗い流します。最後に、乾いた布で、水をきれいに拭き取ります。

汚れや水滴が残ったままだと、それがまた水垢を作ってしまいます。洗い終えたら、きれいに拭き上げて、水分が残らない状態にすることが大切です。

水垢が落ちにくくても、洗剤の原液をつけて洗浄するのはやめましょう。塗装のコートが剥がれてしまう可能性があります。そうなると、水垢を取るどころか、ますますひどくなってしまいます。

3-3. 水垢クリーナーを使う

カーシャンプーや台所用洗剤で水垢が取れない場合は、水垢クリーナーを使ってみましょう。

水垢クリーナーには、研磨剤が入っているものと入っていないものがあります。研磨剤が入っていないもので先に洗ってみて、それでも取れないようでしたら、研磨剤入りで洗います。

研磨剤入りは水垢を削って落としていきますので、気をつけないと塗装面を傷つけてしまいます。水垢が取れるので、調子に乗ってどんどんと削ってしまうと、削りすぎて塗装面がダメージを受けますので気をつけましょう。

クリーナーによっては水垢だけでなく、鉄粉やピッチなどの汚れも取れるものもあります。

コンパウンドで磨く方法もありますが、水垢クリーナーの方が塗装面へのダメージは少ないでしょう。

水垢クリーナーを使用するときの注意事項です。

  1. まずは洗車をして汚れを落としておきましょう。
  2. 天気のいい日にすると、乾燥して汚れが固着しやすいので、日が当たらない時間か、曇天の日にしましょう。
  3. 市販の水垢クリーナーもいろいろありますので、購入した水垢クリーナーの取扱説明書をよく読んで使用するようにしましょう。
  4. クリーナーを直接塗らず、柔らかいスポンジや布に染み込ませて使いましょう。
  5. こすり過ぎないよう、力を入れずに軽くなでるように軽くこすって、水垢のついている部分だけを洗うようにします。
  6. 塗ったまま長時間おいておかず、液剤が乾いてしまう前に、乾いたタオル拭きあげましょう。

4. 車に水垢がつかないようにするには?

水垢が車につかないようにするには、一番大事なことは洗車です。こまめにお手入れをして、常にきれいな状態を保つことが一番です。とはいうものの、なかなか毎日洗車できる人は少ないと思います。

少なくとも雨が降った日の後には洗車しておくと水垢対策になります。また隔週ぐらいに一回は洗車をするよう心がけましょう。

できれば、雨がかからないところに車を駐車する方がいいです。雨がかからなければ、水垢ができる原因がかなり減ります。車庫に車を入れられたら一番いいですが、そうもいかない場合は、雨の多い日やあまり車に乗らないときは、車にカバーをかけておくことも考えてみましょう。

しかしカバーが破れていたり、地面からの湿気が強い場合は、そこから水が入る可能性があります。どちらにしろ洗車を心がけ、水垢チェックをするようにしましょう。

4-1. ワックスは車を保護するのか?

車の表面に塗るといえば、まずワックスと思う人が多いのではないでしょうか。ワックスを塗ることにより、ボディにツヤを出し、水を弾いて汚れが付着しないようにと思っている人は少なくないと思いますが、水垢は油分によって生じます。

ワックスの撥水効果がボディ表面を保護していると思われがちですが、ボディに付着する水垢は油分が原因ですから、撥水効果があったとしても、それが車に汚れを寄せ付けないわけではありません。

ワックスを塗ったとしても、それが劣化してしまえば、反対に汚れを吸着してしまいます。なので、ワックスを塗るのであれば、月に1回はワックスがけをするようにしましょう。

4-2. 車にコーティングをすれば汚れないのか?

時間がなくてお手入れがなかなかできないという人はコーティングをするという方法もあります。コーティングをすることでお手入れが楽になります。水洗いをすれば、だいたいの汚れが落ちますから、日々のお手入れが楽になり、車を長く良い状態に保つことができます。

しかし、コーティングをすれば洗車をしなくても良いというのは誤った認識です。

コーティングをしてもやはり適度な洗車は必要です。コーティングをすることで汚れがつきにくくなり、洗車が楽になると思えば良いでしょう。

5. まとめ

車にできた水垢は早めに発見して洗い流すことが大切です。すぐに落とせば水だけで洗い流せます。きれいに洗い流した後も、また雨に降られたり、ワックスが劣化したりで水垢はできてしまいます。

やはりこまめに洗車することが大事です。雨に濡れた後は、ざっとでいいので雨水を洗い流しておくといいでしょう。

また洗車した後はしっかりと水分を拭き取っておくことが大事です。水滴が残っているとそれがまた水垢の原因になってしまいますので、きれいに拭きあげましょう。

こまめにお手入れをすることで車を長くきれいな状態に保てます。面倒に感じることもあるでしょうが、早めの対策が結局のところ一番手間がかからず安上がりとなります。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。