TOYOTA セリカXXにガラスコーティングを施工しました

TOYOTA セリカXXと聞いて、「いつかは乗りたい」と憧れていた人も少なくはないはずです。今回ガラスコーティングのご依頼をいただいたオーナーは、誰もが描いた熱い想いを叶えた一人です。やっと手に入れた相棒をこれからずっと大切に乗っていきたいとのご希望をいただきましたので、一生懸命施工させていただきました。今回、愛知県からはるばるやってきたセリカXXの写真と共にディテーリングやガラスコーティング施工のポイントについて解説します。

1. 旧車のボディへのディテーリングは慎重に

今回ご依頼いただいた車両は全塗装を終えた車両でした。これから長く綺麗に乗っていきたいとのこと、ボディへのディテーリングは洗車から丁寧に行っていきます。経年しているパーツの有無も念入りにチェックし,場合によっては触らずにおいておくという判断も必要になることがあります。こうした判断も、経験値が問われるポイントのため吟味しながら施工を進めていきます。

新車であろうとも、旧車であろうともまずは念入りな洗車からスタートします。ボディに付着したピッチ、タール、鉄粉汚れなど細かな汚れをどこまで落とせるかによっても仕上がりは大きく変わってきます。

2. ホワイトのボディ、ブラックのバンパーを丁寧に磨き表情を作っていく

単に磨くと言っても、車両の状態、カラー、さらにはオーナーの好みによって磨きわけをしています。最終的には『美しい』仕上がりでなければラストコーティングの施工は完成しません。

美しいラインが走っているこのセリカXXは、現代のクルマと大きく異なり鋭角のラインが多く施されています。メリハリをつけてかっこよく仕上げるにはそのように磨き、セリカに似合うクールな表情に仕上げていきます。

特に、黒いバンパーはセリカの表情には欠かせない重要なポイントです。ここがキマると現代においてもより輝ける存在になっていきます。

3. ガラスコーティングの施工ポイント

ラストコーティングの特徴として、ボディだけでなく樹脂パーツにも施工できることがあります。旧車の場合はパーツにも限りがあり、現存するパーツで乗り継いでいくことになります。そのため樹脂パーツもできるだけ長持ちさせたいところですが、樹脂は紫外線によるダメージの影響が大きいため気になるポイントです。

3-1. 樹脂パーツへのガラスコーティングで劣化防止

ミラーやドアノブなど黒い樹脂パーツが多く使用されていました。洗車の段階でしっかり汚れを落とし、さらにラストコーティングを施工することで紫外線カット(80%)がされ樹脂の劣化を大幅に遅らせることができます。また、黒々した深いツヤ感も戻ってきます。樹脂部が生き生きとしてくることにより新車時に近いオーラを解き放つようになります。

3-2. 窓ガラスへのガラスコーティング

これまで業界で言われてきたことは、「ガラスにガラスコーティングはNG」だということです。白けたりムラになることがあり使い物にならないからです。ラストコーティングのガラスコーティングはガラスにも施工できます。しかも、ガラスの耐久性がアップすることで割れにくいガラスになります。

それでなくとも手に入りにくいパーツですので、より頑丈になることはプラスになるのではないでしょうか。

3-3. ヘッドライトへのガラスコーティング

もちろん、ヘッドライトにもしっかりとガラスコーティングを施していきます。施工後はガラスが強化されるだけなく、虫汚れも落としやすくなり洗車も楽に行うことができます。

4. より美しくするためのガラスコーティング硬化プロセスについて

ガラスコーティング施工後には硬化プロセスがあります。数日で納車してくれるショップもあるかもしれませんが、ラストコーティングは少なくとも1週間半はお預かりさせていただきます。時間が経てば経つほど、まるで水を貼ったかのような凛とした被膜が絶妙な輝きをもって姿を表します。

ここに完全無機質のガラスコーティングであるがゆえの美しさが際立ってきます。ガラス系コーティングなど樹脂など不純物が含まれるとなかなかこのような美しい表情にはなりません。

当然ボディを丁寧に仕上げている、ということもありますが最後のガラス被膜の硬化プロセスで美しさが際立ってきます。それは施工直後から日をおって増してきます。

ガラス系コーティングの場合は、樹脂など不純物があるため少々磨きが甘くとも傷が樹脂で埋まってくれるため少々磨き残しがあったとしても気になるレベルではありません。

ラストコーティングはその意味でも、ボディの仕上げに誤魔化しが全く通用しないため、いかにボディを丁寧に仕上げ、美しい表情まで作り込めるかが問われます。職人がこだわり抜いて仕上げた作品に、さらにその細部が表現されるコーティング剤を施工することで完成します。

5. セリカXXへのガラスコーティング施工を終えて

一世を風靡した名車との対面は嬉しい瞬間です。一方で大切なお車を扱い、一台一台真剣に取り組むため緊張感もあります。今回ご依頼をいただいたセリカXXは80年代に2代目としてこの形となって登場し、のちに『スープラ』へと進化していきました。現代においてもまったく引けをとらず、むしろ色褪せないスタイルが魅力的な車両でした。

納車日にお客様がどのような表情でセリカXXにご対面されるのか気になっていましたが、お気に召していただいた様子に一安心です。美しく仕上がったクルマをまたこうして一台、お客様にお届けできたことに感謝いたします。

6. 施工後のトヨタ セリカXXの仕上がりを動画でご覧ください

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