【タイヤの見方】タイヤの基本を知って快適なカーライフを手に入れよう!

長く付き合う車ですから、みなさんも車本体を選ぶ時にはかなり慎重になりますよね?でも快適なカーライフを手に入れるには、「車本体以上にタイヤが関係している」ということはあまり知られていないのでは?実は車にあったタイヤに変えるだけで、これまで秘かに感じていたあなたの車への不満が一気に解決することもあるのです。

そうはいっても、車のタイヤについてそれほど詳しく知らないという人の方が多いのでは?なにしろ車のタイヤといっても、メーカーや種類によって性能や品質、価格など様々な違いがあります。ですからタイヤの基本がわからないと、タイヤを選びに行っても「何を基準に選んでよいのか全く分からない!」と逆に困ってしまいます。

そこで今回は、タイヤの見方の基本を知ることで自分に合ったタイヤ選びをするためのポイントを項目ごとに説明していきます。

1、タイヤの役割って?

車についてはいろいろと調べたり考えたりすることも多いですが、いざ車のタイヤのこととなると「本当のことを言うとよくわからない!」という人の方が圧倒的に多いです。ただ人や荷物を載せて移動をするわけですから、「車本体を動かすために必要なパーツ」ということだけはわかります。でもこれでは「タイヤの役割」の正しい答えにはなりません。

【タイヤの役割その①】車を支える

車の重さは驚くほど重いです。車種によっても異なるのですが、普通乗用車の場合は1~1.5トンですし、大型のミニバンやSUV車だと約2トンもあります。しかも軽自動車ですら約1トンあります。つまり車に人や物が載っていなくても、車には1~2トンの重量があるというわけです。

でも車は人や荷物を運ぶためのものです。ですから運転するために車に乗れば、ドライバーの体重分がさらに車の重量に加わります。もちろん荷物を載せれば、その荷物の重量も車の重量に加わります。

これだけの重量がある車を見事地面から浮き上がらせてくれるのが、車のタイヤです。タイヤが車の重量を支えてくれなければ、車のボディーは道路に触れた状態のままで走らせなければいけません。もちろん常識から考えれば、このような状態の車を走行させることは不可能です。

つまり車のタイヤには「1~2トン以上になる車本体をしっかりと支える」という重要な役割があるというわけです。

【タイヤの役割その②】車を動かす・車を止める

車を動かすということは、タイヤを動かすということではありません。タイヤが動くことで車は動きますが、そのためにはタイヤが道路に面しているわずかな部分を使って、道路に駆動力や制動力を伝えなければいけません。

タイヤは丸い形をしているので車が動いている時にはわかりにくいのですが、止まっている車のタイヤと道路の接地面を見てください。こうしてみると、タイヤ全体のほんの一部分だけが道路に接していることが分かります。

このことからも分かるように。タイヤはこのわずかな部分を使って車の駆動力(前後に動かす力)と制動力(車をストップさせる力)を道路に伝えています。この2つの力が道路に伝わらなければアクセルを踏んだとしても前に進むことはできませんし、ブレーキを踏んでも止まることは出来ません。

つまり車にとってタイヤとは、「車本来の働きをするために大切なパーツ」ということになります。

【タイヤの役割その③】車をまっすぐに走らせる

「車はハンドルをまっすぐにしてアクセルを踏めばまっすぐに走る」と思うかもしれません。でもタイヤが正しくその役割をはたしていなければ、車をまっすぐに走らせることは出来ません。

その証拠にタイヤがパンクしてしまうと、まっすぐに走ることすらできなくなりますよね?要するに正しい状態でタイヤが装着されていないと、車を安定してまっすぐ走らせることが出来ないというわけなのです。

【タイヤの役割その④】車を方向転換させる

車を運転する時は、まっすぐ前に進むだけではありません。右折・左折をすることもあれば、障害物を避けるために進行方向を変えることもあります。このように車の方向転換をする場合にも、タイヤには大切な役割があります。

安定して曲がり角を曲がったり方向転換するためには、タイヤのグリップ力を使わなければいけません。グリップ力とは、タイヤと道路の摩擦力のことを言います。ですからタイヤに関するサイトや口コミで登場する「グリップが効く」というのは、「タイヤと道路の摩擦力が強い」という意味になります。

【タイヤの役割その⑤】衝撃を吸収して乗り心地を良くする

車を運転する道路は、たとえ舗装されていたとしてもへこんでいたり障害物が落ちていたり…と様々です。また舗装がされていない道路の場合は、さらに道路の凸凹はひどくなります。こうした凸凹な路面を走っている時は、車にはかなりの衝撃があります。

この衝撃を吸収してくれるのが、車のタイヤです。もしもタイヤが衝撃を吸収してくれなければ、凸凹な路面を走るたびに車全体が激しく揺れます。これでは快適な乗り心地とはとても言えません。タイヤが衝撃を吸収してくれるからこそ、快適な乗り心地を手に入れるということができます。

2. タイヤの4大性能とは?

タイヤにはメーカーや種類によって様々な性能があります。中でもタイヤの基本として知っておきたいのが、「タイヤの4大性能」です。

①まっすぐに安定して走る!【直進安定性能】

「車なんだからまっすぐ走れて当たり前!」と思うかもしれませんが、安定して走るということはタイヤが持つ直進安定性能がなければ実現しません。

例えば背の高いミニバンや強風にあおられてしまった時に、車のふらつきを感じることがありますよね?これは直進安定性能の効きが悪いということです。このような場合もタイヤを交換することによって性能を高まるので、ふらつきを抑えつつ安定して走ることが出来ます。

②乾いた道路でピタッと止まる・きっちり曲がる【ドライ性能】

乾いた道路で車を思い通りの場所で止めたり曲がることが出来るのも、タイヤが持つドライ性能がきちんと働いているからです。もしも晴れた日のドライブでブレーキの効きが悪いと感じたりうまくカーブが曲がれない場合は、タイヤのドライ性能が落ちている可能性があります。

③濡れた路面でピタッと止まる・きっちり曲がる【ウェット性能】

雨や雪などの路面は滑りやすいため、晴れた日よりもタイヤが滑りやすくなります。でもこうした悪天候の時ほど、「ピタッと止まる」「きっちり曲がる」が出来ないと事故につながります。そのためにタイヤには、濡れた路面でもしっかりとグリップを効かせる為のウェット性能がついています。

④走行中も静かな車内空間を実現【静粛性能】

車を運転している以上、タイヤと路面が接する際に音が出ます。この時の音が気になって運転に集中できないという場合は、タイヤの静粛性能が悪いことが考えられます。この場合も静粛性能が高いタイヤに変えることによって、快適な乗り心地に変えることが出来ます。

3. タイヤの各部分の名称って知ってる?

・トレッド部

タイヤのトレッド部は、道路に直接接する部分のことを言います。トレッド部にはオーバーレイヤーとトレッドゴム(ラジアルタイヤの場合はベルトも含む)があります。

・ショルダー部

タイヤの方の部分にあたるため、ショルダー部といわれています。ショルダー部は、トレッド部で起こる熱を外に発散させ、安全に走行するための役割があります。

・サイドウォール部

タイヤには、車の重さや走行中の衝撃などを耐える働きをする「カーカス(別名:ケーシング)」と呼ばれる部分があります。このカーカスを保護するために必要なのが、サイドウォール部です。

サイドウォール部はタイヤ全体の中で最もたわみが激しい部分なのですが、このたわみがスムーズに出来ることによって「まっすぐに走る」「スッキリ曲がる」が出来ます。

・ビード部

ホイールに組み合わされている部分のことを、ビード部といいます。ビード部は、タイヤに空気を入れた時にタイヤをリム(ホイールの一部でタイヤに組み合わされている部分のこと)に固定する役割があります。

4. タイヤのサイズと表示の見方

タイヤ選びをする場合には、タイヤのサイズを調べる必要があります。タイヤのサイズ表示には2パターンあり、それぞれ見方が異なります。

・サイズ表示に書かれている情報とは?

サイズの表示方法によって情報の表示の仕方には違いがあるのですが、書かれている内容についてはほぼ同じです。

タイヤの幅

タイヤの幅を㎜単位で表示しています。

偏平率

タイヤの断面幅に対する断面の高さの比率を表すのが偏平率です。

ラジアル構造

サイドウォール部にあるカーカスがタイヤの中心から放射状に配置されていることを、「ラジアル構造」といいます。ラジアル構造で作れたタイヤのことを「ラジアルタイヤ」といいます。

これに対してバイアス構造で作られたタイヤは「バイアスタイヤ」といいます。

リム径

スチールホイールまたはアルミホイールを使う場合にタイヤをはめ込む部分の直径を「リム径」といいます。表示の単位には「インチ」を使います。

ロードインデックス

1本のタイヤが支えることが出来る最大不負荷能力を表すのが、ロードインデックスです。ロードインデックスには「単輪」と「複輪」があります。

速度記号

速度記号は「スピードレンジ」とも言います。速度記号では、「タイヤが安定して走行できる最高速度」が表示されています。

タイヤの外径

タイヤの外径は、タイヤの直径のことを言います。タイヤの外径を表示する単位は「インチ」となります。

カーカスの強度

カーカスの強度は「プライレーティング」と呼ばれる単位で表示されます。プライレーティングの数値が大きいほど、タイヤの強度が高くなります。

・一般的なタイヤ表示の見方その①

【185/S R 14】

この場合は左から順に「タイヤの幅」「速度記号」「ラジアル構造」「リム径」となります。

・一般的なタイヤ表示の見方その②

【31 × 10.5 R 15 6PR】

この場合は左から順に「タイヤの外径」「タイヤ幅」「ラジアル構造」「リム径」「カーカス強度」となります。

・ISO表示の見方その①

【245/45 R 18 100W】

この場合は左から順に「タイヤの幅」「偏平率」「ラジアル構造」「リム径」「ロードインデクス;単輪」「速度記号」となります。

・ISO表示の見方その②

【195/60 R 17.5 112/110 L】ABCDEFG

この場合は左から順に「タイヤの幅」「偏平率」「ラジアル構造」「リム径」「ロードインデックス:単輪」「ロードインデックス:複輪」「速度記号」となります。

5. インチアップとサイズ変更について

タイヤのインチアップは、「タイヤの外径を変えずに偏平率とリム径を変更すること」を言います。インチアップをすると見た目がシャープになるだけでなく、高速域になるほど安定した操縦が出来たりコーナリングの性能がアップするなどのメリットがあります。

ただし走行時の音が大きくなったり乗り心地が悪くなるなどのデメリットもあるので、サイズ変更をする場合には注意が必要です。インチアップにおけるサイズ変更の注意点をまとめてみました。

・タイヤの外径は変えない

タイヤの外径が変わると、スピードメーターなどに誤差が生じます。安定した走行が出来ないだけでなく、スピードメーターの誤差が大きい場合は車検が通らないこともあります。

・ロードインデックスが規定よりも下がらないようにする

ロードインデックスは、タイヤ1本当たりで最大どの程度の負荷に耐えられるのかを表すものです。ですから既定のロードインデックスよりも数値が下がると、タイヤが車を支えられなくなってしまいます。非常に危険ですから、十分に注意してください。

6. タイヤのパターンとは?

タイヤのパターンは、簡単に言うと「タイヤの表面に刻まれた模様」をいいます。タイヤのパターンはアクセサリーとしての模様ではなく、用途に合わせて安全に車を走行するためにあります。ですからパターンによっては、車の性能にも大きな違いが出ます。

一般的によく見かける直線と波型が組み合わされたパターンは、「リブ型パターン」といいます。

タイヤの両端に直角の溝が刻まれているのは「ラグ型パターン」といい、山道や舗装されていない道路などでの走行が多い場合におすすめです。

リブ型パターンとラグ型パターンが合体した模様は「リブラグ型パターン」といいます。リブ型パターンとラグ型パターンの良い性能を併せ持っているのが、リブ楽型パターンの最大の魅力です。

亀の甲羅のような形の模様がタイヤの表面全体に刻まれているものは、「ブロック型パターン」といいます。グリップ性能が優れているのがブロック型パターンの最大の特徴なので、スタッドレスタイヤやスノータイヤなどでよく見られます。

7. タイヤの種類と特徴

最後に代表的なタイヤの種類とその特徴を簡単に説明しておきましょう。

・ランフラットタイヤ

ランフラットは、「パンクした状態のままでも100㎞前後であればそのまま走ることが出来る」ということが前提に設計されているタイヤです。走行中に突然パンクしてしまうと、途端にハンドルが効かなくなり制御不能となって事故を起こすことがあります。

たとえその場で車を停めることが出来たとしても、後続の車のブレーキが間に合わずに追突事故となることもあります。こうした危険な事故を回避させるために設計されたのが、ランフラットタイヤです。

・エコタイヤ

エコタイヤは「低燃費タイヤ」とも言われます。エコタイヤとして表示するには、JATMA(一般社団法人日本自動車タイヤ協会)のグレーディングシステムで、「低燃費性(転がり抵抗性能)」と「安全性(ウェットグリップ性能)」の基準値をクリアする必要があります。

とはいえ、エコタイヤとして認定された低燃費タイヤでもメーカーや種類によって性能には違いがあります。そこで低燃費タイヤの性能が一目で分かるように、低燃費タイヤの低燃費性と安全性を表す等級があります。

低燃費性(転がり抵抗性能)には5つの等級があり、最も高く評価されると「AAA」が表示されます。また安全性(ウェットグリップ性能)にも4つの等級があり、最も高く評価されると「a」が表示されます。

ただしエコタイヤとして表示してよいのは、低燃費性の等級が「AAA」「AA」「A」のいずれかである上に、安全性の等級が「a」「b」「c」「d」のいずれかである必要があります。この規定に該当した場合は、「低燃費タイヤ統一マーク」が表示されます。

・スタッドレスタイヤ

路面が氷結した状態で安全に走行するために開発されたのが、スタッドレスタイヤです。スノータイヤの一種ではあるのですが、路面の凍結や積雪路でも「しっかり走る」「ピタッと止まる」という点に特化しているのが特徴です。

スタッドレスタイヤは冬シーズンになると普通のタイヤから履き替えることが一般的なので、「冬タイヤ」と呼ぶこともあります。

8. まとめ

今回は初心者でもタイヤの見方が分かるように、タイヤの基本情報やタイヤの種類など細かく解説してみましたがいかがでしたか?

タイヤの基本がわかれば、今あなたが感じているちょっとした車の不満もタイヤ交換で解決するかもしれません。せっかくのカーライフなのですから、ほんの小さな不満さえも感じない快適な走りを手に入れてくださいね。

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