コーティング車を手入れするなら絶対に知っておきたい3つの注意点

大切な愛車を汚れから守ってくれる「コーティング」ですが、お手入れの仕方によっては早く劣化してしまうかもしれません。いくらコーティングしているからといっても、ゴシゴシと洗車してしまうと傷はついてしまいますし、全く洗車しなければ、汚れが落ちにくくなってしまうと言われています。

実際に洗車していても、「汚れが落ちにくいな」と感じる場合は、コーティングが痛んでいる可能性も否定できません。せっかく愛車を汚れから守るためにコーティングを施工したのなら、できるだけ長持ちさせたいですよね?

コーティングの施工はプロの整備士でなければできないことがあるかもしれませんが、日頃のお手入れに関してはユーザーが少し注意することで、コーティングを長持ちさせることは充分可能と言われています。

ここでは、コーティングを施工した車の「お手入れ」の際に、知っておきたい3つの注意点についてご紹介していきます。合わせて「そもそもコーティングとは」といったところから、自分で簡単にできるコーティング車のお手入れまで、わかりやすくお伝えしていきます。

「車を買う時に施工してもらっただけで、あまり詳しくわからない」という方でも、安心してお手入れができるようになるための情報をまとめてありますので、あなたの大切な愛車のお手入れの際に役立てて頂ければ幸いです。

1. そもそも「コーティング」とは?

愛車をキレイに保ってくれるコーティングですが、そもそもどのようなものなのでしょうか?愛車をピカピカにキレイな状態で保護してくれるものといえば、今までは「ワックス」が主流でしたが、今は「コーティング」が主流と言われています。

最近はガソリンスタンドやカーショップなどでも施工してくれるので、看板に「コーティング」の文字を見たことがあるという方もおられるでしょう。

ここでは、ワックスに代わって主流になっているコーティングがどのようなものなのか、ワックスとの違い、コーティングの種類などについてご紹介します。

1-1. ワックスとコーティングは違う?それぞれのメリットとデメリット

ワックスもコーティングもどちらも車をピカピカに光らせて艶を出し、汚れから守ってくれる効果が期待できますので、大きな違いが無いように思われるかもしれません。どちらもそれぞれメリットとデメリットがあるのですが、1番の違いは「施工した後の効果が持続する期間」ではないでしょうか。

一般的にワックスは施工後「1ヶ月」ほど効果が続き、コーティングは種類にもよりますが「数ヶ月~数年」ほど効果が持続すると言われています。

長時間効果が持続するならワックスよりもコーティングの方が良いのでは?と思われるでしょうが、効果が持続するものほど高価になっています。コーティングは種類によっては自分で施工するのが難しく、専門業者に頼んで行うため、更に高価になるケースもあります。ワックスは自分で手軽に施工できる上に、比較的低価格で購入できるというメリットがあります。

それぞれのメリットとデメリットをまとめますと、

ワックスは「自分で施工しやすく、低価格だが長時間効果が続かない」
コーティングは「自分で施工するのが難しく、価格も高いが効果が長時間持続する」

という具合です。

愛車にワックスを施工するか、コーティングを施工するかに迷った際は、「価格」と「効果が持続する期間」で判断すると良いのではないでしょうか。

1-2. コーティングの種類は?

コーティングには大きく分けて「ポリマー系コーティング」と「ガラスコーティング」の2種類がありますが、どちらにもメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

1-2-1. ポリマー系コーティング

樹脂系コーティングとも言われていて、シリコンやフッ素を化学結合によって塗装面に定着させます。

カーワックスに比べると持続期間が長く、およそ3か月~半年ぐらい効果が持続しますが、油脂分を多く含むため、酸化して劣化するのが早く、毎月のメンテナンスと再施工が必要になってきます。

施工に関しては塗装面に噴き付けるだけのものもあるので、自分でコーティングを施工することも充分可能でしょう。

コーティングの質にもよりますが、少々のかすり傷程度なら再施工すれば消すことも可能ですし、専門業者に依頼しても1万円~2万円ほどで施工してくれます。

1-2-2. ガラスコーティング

ポリマー系コーティングと比較して、より持続効果が高いのがガラスコーティングの特徴です。

ワックスやポリマー系コーティングよりも効果が長期間持続するので、高価になるのですが、車のくすみの原因になる細かいキズがつきにくいため、愛車の「艶」にこだわる方に人気があるようです。

一度施工すると、半年以上効果が持続する(最長5年)ため人気なのですが、自分で施工するには高度な技術が必要なので、どうしても専門店に頼むケースが多く、その分かかるお金も高額になると言われています。

車のサイズにもよりますが、ガラスコーティングを施工する場合、ディーラーで約10万円以上、コーティング専門店であれば15万円~20万円という相場のようです。

よく「ガラス系コーティング」と記されていたり、施工が簡単で安価という場合は、ポリマー系のコーティングだったりするとも言われています。

まとめますと、価格をおさえてコーティングを施工する場合は「ポリマー系コーティング」、高価でも高品質で持続期間が長いものを求める場合は「ガラスコーティング」を選択すると良いのではないでしょうか。

2. 車のコーティングを長持ちさせるためには?

ポリマー系コーティングにしてもガラスコーティングにしても、施工したからには長持ちさせたいですよね。

コーティングをしているから洗車しなくても大丈夫と考えている方も多いようですが、やはりほったらかしというのは少し考えものです。中でも高額なガラスコーティングは長ければ数年という単位で愛車をピカピカに光らせてくれますが、それでもコーティング後の手入れを怠ってしまうと、コーティングの寿命が短くなってしまうとも言われているのです。

愛車の手入れにお金がかかっても構わないので専門業者に頼むというのであれば問題はありませんが、そこまでお金をかけるわけにはいかないという方が多いのではないでしょうか?

自分でできる車のお手入れの代表といえば「洗車」ですが、洗車方法1つとっても、注意しなければコーティングした車には返って逆効果になってしまうケースもあるようです。

次の項目ではコーティング車を手入れする場合に知っておきたい注意点を3つご紹介します。

3. コーティング車を手入れする時に知っておきたい3つの注意点

ここからは、コーティング車のお手入れをする時に知っておきたい3つの注意点をご紹介します。

どれもちょっとした事なのですが、知っておくのと知らないのでは、コーティングを長持ちさせる期間に違いが出るかもしれませんので、ぜひ目を通してくださいね。

3-1. コーティング車の洗車方法を知っておこう

コーティング車は、当たり前ですがコーティングを施しているので、汚れには強いので「水洗いで充分でしょ」と思われるかもしれませんね。

確かに目に見える程度の汚れであれば水洗いでも問題ないですし、しっかり水洗いすることは、細かい砂を流せるので洗車キズを予防することも可能です。洗車する際は、初めにしっかり水で車体の砂を落としてやることをオススメします。

そして、洗車に必要な「カーシャンプー」は、余計なものが含まれていない物を選ぶと良いでしょう。

「余計なもの」とは、ワックスや研磨剤、撥水剤などを指しています。コーティングを施工していない車であれば、こういった成分が入っていると便利なのですが、コーティング車の場合、こういった成分が劣化してしまうと、コーティングまで劣化してしまう恐れがあるそうです。

そして、カーシャンプーが残っていると、そこからコーティングが劣化する恐れもあるようですので、すすぎでしっかり流すことを心がけるようにすれば良いでしょう。拭き上げのポイントは「出来る限りしっかり水分を拭き取ること」が重要と言われています。濡れたタオルで拭いた後は、しっかり新しい乾いたタオルで乾拭きすると良いでしょう。

水拭きの跡が残ってしまうと汚れの原因になると言われていますので、しっかり拭き取るようにしましょう。ここで注意したいのは、コーティングの膜自体は非常に薄いものなので、優しく拭き取ることがポイントです。特に柔らかい塗装と言われる黒やメタリックは要注意です。

3-2. 水で落ちない汚れには要注意!

目に見える程度の汚れであれば、水で流すだけでも充分なのですが、やはり水で落ちない汚れには気をつけておいたほうが良いでしょう。虫や鳥フンなどは付着して時間が経つと落ちにくくなってしまいますし、そのまま放置しておくと、虫や鳥フンに含まれる成分がコーティングの塗装面を侵食して、シミになったり、塗装の陥没やひび割れを起こす原因になりかねません。

そこまで悪化してしまうと、除去すること自体が困難になりますし、キレイなコーティングが剥がれてしまう可能性もあるので、見つけたら早い段階で処置することをオススメします。

3-3. コーティング車は洗車機に入れない方が良い?

洗車機は手軽に車が洗えるので非常に便利ですよね。ですが、コーティングを施工した車にはあまり良くないという話もあるようです。では、コーティング車を洗車機に入れるのはNGなのかということですが、結論は「特に問題は無い」と言われています。

特に問題は無いのですが、洗車機には様々な種類があり、その種類によっては「入れないほうが良い」というものもあります。

まず洗車機は大きく4つの種類があり、

  • 「ナイロンブラシタイプ」
  • 「布ブラシタイプ」
  • 「スポンジブラシタイプ」
  • 「ノンブラシタイプ」

それぞれにメリットとデメリットがあります。

コーティング車にオススメなのは「ノンブラシタイプ」の洗車機で、ブラシが無いため傷が付きにくいメリットがあります。

細かい汚れは落ちにくいかもしれませんが、手間はかなり省けるので時間が無いという方や手洗いが面倒だと言う方にはオススメです。

その他「布ブラシタイプ」や「スポンジブラシタイプ」もOKですが、やはりブラシで汚れを落とすので、少々傷がつきやすいデメリットがあるので、傷がつくのは嫌だという方は、できるだけ「手洗い」で洗車することをオススメします。

4. まとめ

愛車をピカピカに保ち、キレイな状態を眺めると嬉しい気持ちになりますよね。

少しお金はかかるのですが、施工後の満足感や洗車の手間を考えるとコーティングを施工したくなる方もおられるでしょう。

コーティングを施工した車だから、何か特別なお手入れをしなければならないということではなく、普段やっている洗車のやり方でも全然問題ないと考えられますが、基本的なところをおさえておくのと知らないのとでは、コーティングが持つ寿命の長さに関わってくることは否定できません。

洗車機はできるだけ「ノンブラシタイプ」にしたり、できるだけ手洗いにこだわってみたり、手洗いで洗車をする時はしっかり水で砂を落としてから始めるとか、シャンプーのすすぎはしっかり丁寧にとか、汚れが着いたら早めに除去するとか、拭き上げは水分が残らないように丁寧に乾拭きするとか、

こういったところをしっかりおさえておくことをオススメします。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。