車の下取り相場と査定額を見極めるポイント

車を下取りに出す場合、気になるのはその査定額ではないでしょうか。特に、次の車の購入資金を少しでも多くするには、下取り額の相場に関する知識がが役に立ちます。

そこで今回は、販売店(ディーラー)から提示された下取り額が高いのか、それとも安いのかを見分けるために、その相場について詳しくご紹介します。

また、下取り額を左右する査定時にチェックされるポイントについてもご紹介していきますので、下取りを検討されている方はぜひチェックしてください。

1. 車の下取り相場の調べ方

1-1. 車の下取りとは?

通常、俗にいうトヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱、スバル、ダイハツ、スズキ、ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディ等々の新車のディーラーというところの車を買った店に、今まで乗っていた車を売ることです。

1-2. 車の下取り査定ポイント

下取りの基準は販売店によってマチマチなのが、ベーシックです。

しかし、販売店の下取りには、判断基準として使用している基準書のようなものがあります。日本中古自動車査定協会(JAAI)が発刊しているもので、業者向けの有料書籍です。

もし、欲しいと思われた方は問い合わせれば買えるのではないかと思います。でも、一般の方が読んでも、この数値をそのまま基準として判断すると、かえってマイナスになる恐れがあるという事を了解しておいてください。

1-3. 車の下取りの相場の目安

これも販売店によって違います。新車販売店の下取りの場合、上記の基準書の査定価格から、現車の状態、例えば、外観(キズ・凹み)、走行距離、故障、異音、振動などで評価点をマイナスして決めることが殆んどです。

販売店の下取り査定基準は、中古車マーケットの適正相場ではなく、販売店にとっての適正相場という傾向があります。新車販売店にとっての適正評価格とは、新車を売るための下取り評価格という見方をすれば、納得しやすいのではないでしょうか。

新車販売店にとっては、継続して新車を販売し続けるには、販売済みの新車は、経時と共に比例して車両価値が降下するほうが都合がよいのです。乗れば乗るほど、車両の評価格は下落しますので、ある時期になれば、「そろそろ新車に換えませんか?」と言えるのです。

JAAIの査定基準書は、そういう新車販売店の都合の良い価格降下を達成して、かつ、日本中古車査定協会という公的認識のあるスタンダードですので、ほとんどの販売店が査定のバイブルとして、この査定基準書の評価基準を使っているのです。

2. 車を下取りに出すプラスな部分は何か

販売店での下取りは、車を処分する、新車に乗り換える等、車を売却する時には大へんポピュラーな方法なので広く一般的に浸透しています。

しかし、平成の時代になってから、ネットでの競売が盛んとなり、その影響で個人間の売買や、車買取店への売却など多様な売り方ができるようになりました。

そして、普通は買取専門店への売却や、ネットオークションでの個人売買は、販売店での下取りよりも高価格評価を得られる可能性が高いのも現実としてあります。

したがって、販売店で売ることのプラス要因は、無くなってきているのではないかと感じられるかもしれませんが、実は販売店での下取りのプラス面もいくつかあります。

2-1. 下取りは自分のやらなければならないことが少なく、時間の節約になる。

本来、下取りというのは、ユーザーが新たな車に乗り換えることに伴なって、販売店が代わりに古い車両の処分を行うことにより、お客の手間を軽減させるための手段なのです。

車を売却、または購入する時に発生する公的所有権の移動の必要性に伴なって、双方に複数の書類の手続きが求められます。新しい車を購入した販売店で、そのまま手放す車の下取りをしてもらえれば、書類を含む車両の入れ換えが1店舗で完結するために大変ユーザーの負荷は軽減されます。

実際には、販売店で新車を購入する場合は、専属の担当者が付くので、書類の準備や記入方法まで一連でサポートしてくれることから、お客としては、かなりの負担減になることは確かです。

2-2. 次に買う予定の車の実際に支払う金額の駆け引きができる

下取りと、買取店への売却とは、車を手放すことに変わりはないので、ちょっと錯覚を起こしやすいのですが、下取りされても、その査定金額を手にすることはなく、新車の購入資金の一部に充てられるのです。よって、値引きと同じ役割を果たします。

しかし、原則として値引き販売は行っておらず、現実にはモデル末期や新古車などでない限り、新車の値引き販売はしないブランドの車もあります。

また、高ブランド車だけでなく、ニューモデルの発表直後などは、値引き販売は行なわないのが普通です。ましてや、人気車種については、ほとんど値引き販売が行われていない実績が多くみられます。

購入者の感覚で考えると、より安くした方が台数を消化できると感じてしまいますが、実際の新車販売市場においては、値引きしたから販売台数が伸びたという事にはならないのです。ブランドイメージを維持することや、再販価値などを考え合わせると、直接新車価格からプライスダウンすると、かえってマイナスになってしまいます。

しかし、購入者側からみれば、新車を購入する時は、少しでも値打に購入したいと思うのは当然だと思います。こんな時に大きな意味を持ってくるのが、下取りの車の存在です。

販売店は、新車販売戦略の1メソッドとしてプライスダウンをしないのであって、値引きが全く不可能なわけでもありません。下取り評価格を高額にすることで、値引き額を引き上げられるのです。

新車販売戦略上、販売店は車両本体価格からダイレクトに値引きすることが出来なくても、下取り評価格のアレンジを要求することで実質的には値引きのネゴができるという事なのです。

2-3. 自分では廃車だなと思われる車でも価格が付くことがある

新車の購入が前提での販売店での下取りは、たとえ下取りする車にまったく価値が無くても、価格が付く場合が往々にしてあります。

一般的に販売店で新車を販売する時は、前もって可能な値引き額がほぼ決まっています。それでも販売店側は、少しでも少ない値引き額で販売しようとするのは当たり前のことで、担当する営業マンもそのように対応するはずです。

決算期など、状況により値引きの幅は変わってきますが、販売店自体がビジネスである以上、値引きの額など公表はしません。仮に、下取り車が価値としてゼロ円だとしても、下取りと値引きの金額のトータルが前もって決まっていたリミットを超えない限り、値引きの代わりに本来の価値以上の評価格で下取りをしてくれることがあるのです。

方や、買い取り専門店の場合は、買い取った車をオークションなどに転売して利益を出しているので、廃車を専門の業者でない限り、本当に、価値がゼロ円の車に評価格を付けることはあり得ないのです。

2-4. 現状では最も普及している処分の仕方なので気遣いがない

従来から車を売却する方法として、下取りという手段は、一番利用されており、気楽さ、安心感は気持ちとしてのプラス要素であることは間違いがないようです。

3. 車を下取りに出すマイナス点はなにか

場合によってはプラスになる販売店での下取りですが、反面、注意したい点やマイナスも存在します。何事も光と影があるように、プラスの裏にはどうしてもマイナスがあるのです。

重要なことは、プラスとマイナスを確実に認識して、マイナスをミニマムに抑え込む知恵を出すことです。それには、前述のプラスと併せて、下記のマイナス点についても自覚しておきましょう。

3-1. 車の買取専門店、買取店と比べると安い査定額になる場合が多い

完璧とは言いませんが、シンプルに考えても売却で得られる金額の場合、ほとんど、販売店の下取り価格よりも、買い取り専門店への売却の方が、高い評価額で売ることができます。新たに新車を購入していただくためのサービスである下取りに対し、買取は、車を他に転売して利益を得るのが目的で買い取っている業種です。

大手買取業者のガリバーやアップル、または最近伸びてきているビックモーター等は、買い取った車をできる限りはやく転売して、在庫や管理の付加価値のないコスト削減を実施しています。

また、大手だからこそできる全国の販売網を活用して中古車の販売や、そのタイミングで一番高額で売れるオークションに出品する等、様々なアイデアを酷使して競合に対抗しているのです。

買い取り専門店は大変多く、競合同士で競っているため、当然ながら買取査定額は高くなっていくのです。

他方、下取りは既にその販売店で新車を買うことが決まっているので、当然ながらライバルはいないので、争う必要がありません。したがって、殆んどの場合、買取店で売る方が高い売値となります。

そんなに大きくはありませんが、時間と労力をかけてもよいのであれば、買取店で高く売却して、賢明になのは得た金額を販売店での新車購入に充てることでしょうね。

3-2. 下取りには、自分で出向かなければならないので時間が必要

買い取り店の無料出張査定サービスは、時間の取れない方にとっては、大変魅力のあるサービスとして評価を得ていますが、販売店にはこのサービスはありません。買取店の無料出張査定サービスは、自宅、職場、駐車場など希望すればどこでも対応が可能です。

その点、販売店に下取りを依頼するには、店舗に運び込まなければならず、下取りとは言っても、全てお任せすることはできないのです。

3-3. 下取りに於ける金額は、自分の手もとに来る現金ではない

下取りで提示された金額は、新車の購入資金の中に組み込まれるので、その一部になる為、購入資金の負担軽減にはなりますが、自分の手元に現金が来るわけではないのです。この点が買取専門店へ売却して得られる代金のように現金として貰えることとは大きく違うところです。

現金が得られれば、その使い方は自由ですので車と全く関係のないことにも使えるという事です。極端な話、家族とレストランで食事もできますし、家具も買えます。家の改装費用の一部にも使えるという事です。下取りではこのようなことは無理です。この点は理解しておきましょう。

4. 車を僅かでも高値で売却するにはどうするか

今までの記述で、下取りという売却の仕方の理解をしたうえで、

  • 自分の愛車の価値は自分で納得したい
  • 少しでも愛車の売却金額を高値にしたい
  • 最終的に手放すまでのプロセスを、きちんと納得しながら進めたい

等々、少しでも愛車の価値を引き上げ、尚且つ現金を手にして、生活に役立てたいといったような考えの方には、販売店での下取りよりも有利な売り方があります。

4-1. 自分の住居している周辺で僅かでも高額で引き取ってもらえるところを見つける

  • 近所の個人経営の車の整備工場
  • 整備部門のあるガソリンスタンド
  • 車検対応をしている大手の車用品販売店(オートバックス等)
  • 車種を問わない中古車買い取り専門店
  • 全国に拠点を持つ大手車買い取り専門店
  • 日本製中古車の専門輸出業者
  • 車の解体業者

4-2. 売りたい車の情報開示一回で、複数の買取店の評価格を比べるには

上記は全て車を持っていかなければならず、また比較するには1店舗ごとに、車を見せに出向かなければ、複数の査定額を比較して知ることができません。また、輸出業者においては車種がある程度限定されてしまいます。

その中で一番効率的であるのは、多数の車買い取り専門業者が登録している一括車査定サイトというものがあります。一括車査定サイトは多くの買い取り業者が一度にあなたの車を査定して、買い取り額をはじき出して、示してくれるのでお勧めな方法です。

5. まとめ

たしかに愛車を手放す際に評価される査定額にのみ目を向ければ、本来、買い取ることを目的としている買い取り専門店に対しては分が悪いのは否めません。下取りとは、長年付き合った愛車を売り、新たに車を購入するユーザーの手間を省き、有利に乗り換えるための方法であるため、根本的な目的が違うのです。

買い取り専門店で高く売却することが可能であれば、それが購入資金を増やすことにも繫がりますが、車の買い替えは、金銭面だけではなく、手間や安心感を重視することを忘れてはなりません。また、仕事に追われ時間のない方には、殆んどの手間を販売店にゆだねることができる下取りの方が、価値があると思われるかもしれません。

大切な愛車に分かれをするわけですから、しっかりと、色々な売却方法の特徴を理解し、自分の目的に合った売却方法を選ぶことが何よりも大切です。

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