【車検のオイル漏れ】車検は通る?通らない?交換したら車検費用はどうなる?

ただでさえ重量税や自賠責保険料などの法的費用が掛かる車検は、総額が10万円近くになることもあります。法的費用に関しては車の排気量によって金額が決められているため、費用を抑えることはできません。

でも車検の点検・修理・交換においては、作業内容をカットすることで費用を安くすることが出来ます。こちらを詳しく説明していきます。

1. オイル漏れがあっても車検に通せるって本当?

車検を経験したことがある人の中には、「オイル漏れがあっても車検は通せたよ」という人もいます。でも業者に見積もりを依頼した場合は、「このままでは車検に通りませんよ」ともいわれます。ではどちらが正しいのでしょうか?

1-1. 車検時のオイル漏れ対策

最初に言っておきたいのは、「車の車検に通すためには、オイル漏れのままではダメ」ということです。もちろんオイル漏れを直すためには、修理や交換が必要になります。たとえ交換の必要がなくても、修理費用だけでも10万円前後かかります。となれば車検費用の総額も、かなりの金額になります。

さすがにこれだけの金額を一度に支払うのは厳しいですよね?そんな時に知っておきたいのが、オイル漏れが起きてしまっている時の応急処置の仕方です。応急処置では特別高価な部品や専用の器具が必要というわけではありません。カーショップなどでも手に入れることが出来る「添加剤」があればできます。

添加剤は、本来オイルが漏れださないようにするために使います。そのため実際に整備する際にも使います。ただし「修理費用が準備出来ないからどうしても何とかしたい!」という時などの時は、応急処置として使うこともできます。

添加剤にも様々な品質のものがあるため、商品によって値段は異なります。でも車検を通すためだけの応急処置として使うのならば、数千円程度の添加剤を使うだけでも効果はあります。

1-2. オイル漏れの車は危険

オイル漏れを起こしていても普通に走るだけなら問題がないのに、車検では通らない本当の理由はどこにあるのでしょうか?

オイル漏れの状態の車を走行するとどうなる?

オイル漏れの状態の車を走行させるということは、燃費が悪くなるということです。そもそもエンジンオイルは、経過年数が長くなるほど漏れるような仕組みになっています。

車に詳しくない人でもオイル漏れをしていることが分かるのが、車の下にできた黒いシミです。これはオイル漏れかどうか判断するための基本的な方法なので、車に詳しくない女性や高齢者でも判断できます。

でもオイル漏れは、道路に黒いシミを作る「外部の漏れ」とは限りません。しかも目で見て確認できない部分でオイルが漏れてしまっている場合は、実際に点検してみなければほとんど見つかりません。

オイルが漏れている状態は、車の燃費にも影響します。しかも見えない部分でオイルが漏れていると、燃料となるガソリンも漏れたオイルと一緒に燃焼されてしまいます。「最近なんだか燃費が悪くなった気がする」と思ったら、オイル漏れの可能性を考えてみた方が良いでしょう。

・オイル漏れの原因

車のオイルが漏れてしまう原因は、1つではありません。大きく分けてみると3つあります。あなたの愛車がどのケースに当てはまるのか、まずはチェックしていきましょう。

原因その①エンジン部品の劣化

経過年数が長くなった車の部品は、あらゆる部分で劣化が起こります。見た目の劣化はすぐに気が付くのですが、エンジンのように専門のメカニックでなければ点検できない部分の劣化は気が付きにくいものです。

もちろん車のエンジンは金属製です。そのため劣化するといっても、多少のことがなければすぐに交換するほど激しい劣化にはつながりません。でもエンジンとその他の部品を繋ぐ部分には、ゴム製のシールなどが使われています。

ゴム製品は、使用するほど劣化します。もちろん熱による劣化もあります。エンジン部分に使われる部品ですからエンジンから発せられる熱にも十分対応できる製品が使われていますが、それでも長年使い続けていれば劣化によって壊れてしまいます。

このようにエンジン部品の劣化によって内部の密閉性が落ちてしまうと、車のオイルが漏れてしまいます。オイル漏れの状態のままでも、車を走らせることはできます。ただし正常な状態ではありませんから車の燃費が悪くなります。さらに最悪の場合は「漏れたオイルに引火して突然車が燃えてしまう」なんてこともあります。

原因その②オイル上がり

オイル上がりが起きる原因は、①ピストンに取り付けられているピストンリングが劣化している ②シリンダーが摩耗によって劣化している のいずれかが考えられます。これらの部分が劣化していると、本来なら密閉されていなければいけない部分に隙間ができてしまいます。そのためその隙間からオイルが漏れ出てきます。さらにこの状態がひどくなると、隙間から漏れ出たオイルがエンジンの燃焼室の中にしみ出していきます。

オイル上がりを直すためには、原因となっている劣化部品を交換する必要があります。オイル下がりが原因の場合は、オイル漏れの中でもかなり重症だと思ってください。

原因その③オイル下がり

オイル下がりの原因は、バルブシステムに取り付けられているシールの劣化にあります。オイルシールはゴム製品なので、時間とともに劣化していきます。このシール劣化すると、オイル上がりの時と同じように隙間ができます。そしてその隙間から、エンジンの燃焼室へとオイルが侵入していきます。

オイル下がりが原因の場合は、走行中に白煙が起きるのが特徴です。ただしオイル下がりの応急処置は意外と簡単に出来ます。この場合は、①シールを新しいものに交換する ②シリンダーヘッドをオーバーホールする のいずれかの方法ですぐに直ります。

ただしどちらの方法であっても、あくまでも応急処置にすぎません。放置していればさらに危険な状態になりますので、早めのきちんとした対処をする必要があります。

・車のオイル漏れを放置した場合

とにかく車検を通すことを優先して添加剤を使ったとしても、あくまでもそれは応急処置でしかありません。しかも重症の場合は、たとえ高品質の添加剤を使ったとしても効果は期待できません。

つまり添加剤を使って車検当日に何とかオイル漏れの症状がおさまったとしても、原因が解決しない限り症状はすぐに表れてきます。最悪の場合、「陸運局からの帰り道で白煙を起こしそのまま廃車」なんてことも…。

ちなみに添加剤を使うにしても、その効果が出るまでに2週間程度時間がかかります。ですから「明日、車検に出す」という段階で添加剤を使ったとしても、全く意味がありません。車検の期限に余裕がある場合なら良いですが、数日以内に車検が切れるという場合には「応急処置で何とかしよう」という考えは捨て、素直に修理をしてもらいましょう。

2. オイル漏れがあると車検には通らない

オイル漏れがある状態では、車検は通りません。添加剤を使って車検を通す方法もありますが、これも効果がある場合とない場合があります。

ちなみにオイル漏れが原因で車検が通らない理由は次の通りです。

オイル漏れだとエンジンが故障する

オイル漏れの症状にも軽症から重症までさまざまです。症状が軽い場合は添加剤を使うことによって一時的に漏れの状態を抑えることが出来るので、車検が通ることもあります。ただし症状がひどい場合は、添加剤を使ってもオイル漏れを抑えることはできません。

しかもオイル漏れが起きている状態で車の走行を続けていれば、いつか必ずエンジンが故障します。そのような危険な状態の車では、陸運局の検査をクリアすることはできません。

オイル漏れのまま走行していると火災を起こす危険がある

オイル漏れにも様々な原因が考えられます。外部にオイルが漏れるだけならまだよいのですが、内部で起きている場合は危険です。エンジンの燃焼室にオイルが漏れだしてしまえば、中で引火し火災を起こす危険があります。

もちろんこのような状態では車検を通ることはできません。車が故障するだけでなく、最悪の場合死傷者が出るような危険な事態も考えられます。そのため車検をクリアすることはできないのです。

3. 車検でオイル漏れが見つかった!車検費用はどうなる?

車検を通すためには、やはりエンジンオイルの漏れの状態を改善させる必要があります。そのための作業が車検費用に加わりますから、通常の車検基本料よりも高くなります。

ただし車検が切れた車では公道を走行することが出来ません。ですから多少費用が掛かったとしても、オイル漏れ対策をする必要があります。「車を乗り続けるための必要経費」と言い換えられますから、必ず車検を通す前までに部品交換または修理を行うようにしましょう。

3-1. オイル漏れの修理費用が追加になる

オイル漏れの修理費用は、基本的な車検のための整備・点検とは異なります。車検を通すためにはオイル漏れを治さなければいけないのですが、このような症状が出る原因は「経過年数による部品の劣化」です。そのためオイル漏れなどの整備は、基本整備の1つとしては扱われません。

3-2. オイル漏れ修理の値段相場

オイル漏れを修理する場合の値段の相場は、ディーラーに頼むのと整備工場などに頼むのでは違いがあります。

ディーラーに依頼する場合は必ず正規部品を使用しますので、基本的に高くなります。これに対して整備工場などに頼んだ場合は、あなたの車に対応できる中古部品などで交換してくれることもあるためディーラーよりも安くなります。

一般的なオイル漏れの修理の値段相場としては、次のようになります。

エンジンシールの劣化が原因の場合の値段の相場
エンジンシールが劣化したことによってオイル漏れが起きてしまっている場合は、猿人シールの交換のみを行えばいいわけですからかなり安く済みます。この場合、修理作業代も含めて2~3万円が相場です。

ギアボックスの交換が必要な場合の値段の相場
エンジン漏れによってギアボックスそのものを交換する必要がある場合は、かなり高額になります。この場合の修理値段の相場は、8~10万円となります。

エンジン本体の交換が必要な場合の値段の相場
エンジン内部のオイル漏れが酷い場合は、エンジン本体そのものを交換しなければならないこともあります。この場合は最も修理費用が高くなります。エンジン本体価格だけでも20~25万円が相場ですから、修理費用の総額としては25~30万円程度は覚悟しておいたほうがよいでしょう。

4. まとめ:車検の前にオイル漏れの修理を!

古い車ほど車検時の整備・修理項目が増えるのは仕方のないことです。作業項目が増えれば必然的に車検の費用は高くなります。車検費用には法的費用も含まれますから、ただでさえかなりの高額になります。

少しでも車検費用を抑えつつ確実に車検を通したいのなら、車検を受ける前にはオイル漏れの修理をすることが大切ですよ。

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