車のナンバープレート汚れの3つの注意点と効果的な落とし方

車のボディーは傷がつかないように慎重に磨いていたり、こまめな洗車をされている方がたくさんいらっしゃいます。

しかし、意外とナンバープレートは雑に洗っていたり、汚れが残っていることがよくあります。気づいた時には汚れが溜まり、なかなか綺麗にならないことも珍しくありません。

そんな時に、強く磨いたり強力なシャンプーやクリーナーを利用してはいけません。ナンバープレートの塗装が剥がれてしまい、ひどい場合には車検に通らない可能性もあるからです。

今回は、そんなナンバープレートの汚れを落とす時の注意点と安全な洗車方法について詳しくご紹介していきます。

ボディーと比べても面積が少ないナンバープレートですので、今回の方法を試していただければ、すぐに綺麗にすることができるでしょう。

1. 洗車前に要チェック!車のナンバープレート汚れの3つの注意点

車のボディー洗車には道具にこだわったり、磨き傷ができないように丁寧に磨くのが当たり前という方でも、ナンバープレートの弱点を知らずに間違った洗車方法をしていることがあります。

ますは、ナンバープレートに関する3つの注意点からチェックしていきましょう。

1-1. クリアー塗装がなく汚れが落ちにくい

一つ目の注意点として、ナンバープレートにはクリアー塗装がされていないことが挙げられます。

そのため、汚れが付着しやすいのです。さらに、そのまま放置していると、汚れが固着してしまうため、通常の洗車では洗い流すことができなくなってしまいます。

1-2. 劣化しやすく塗装が剥がれやすい

また、クリアー塗装がされていないということで、ナンバープレートの塗装が劣化しやすく、剥がれやすいとう弱点があります。そのため、コンパウンドが含まれているシャンプーなどで強く磨いたり、強力なクリーナーを使ってしまうと、ナンバープレートの塗装が剥がれてしまうこともあるので注意が必要です。

1-3. 汚れたままのナンバープレートは違反車両?!

平成28年4月から、法律の改正に伴いナンバープレートの表示についての規制が厳しくなりました。具体的には、次のような内容になっています。

ナンバープレートについて、カバー等で被覆すること、シール等を貼り付けること、汚れた状態とすること、回転させて表示すること、折り返すこと等が明確に禁止される(引用:国土交通省)

これにより、ナンバープレートカバーも禁止となり、カー用品店やディーラーでもピットインできなくなった経験をした方もいらっしゃるでしょう。なぜなら、違反車両に該当してしまうからです。違反した場合には、50万円以下の罰金が課せられることがあります。(道路運送車両法 第109条第1項)

また、汚れがひどくナンバー表示が見えない場合や塗装が剥がれてしまっている場合にも要注意です。つまり、ナンバープレートが汚れたら素早く綺麗にしておくことが重要だということです。

さらに、平成33年4月以降には、ナンバープレートを取り付ける位置や角度についても新基準が導入される予定ですので、こちらも覚えておくといいでしょう。詳しくは、国土交通省のホームページで確認することができます。

2. ナンバープレートの汚れを落とす簡単で安全な方法

ここまでお伝えしたことをまとめると、ナンバープレートは素早く綺麗にする必要がありますが、洗車方法を間違えると塗装を剥がしてしまう可能性があるため注意が必要だということになります。そのため、むやみに磨いたり強力なクリーナーなどを使用するのは避けるようにしましょう。

ここからは、汚れの原因ごとに安全な方法をご紹介しますので、ぜひこちらを試してください。

2-1. こびりついた虫を綺麗に取り除くための3ステップ

ナンバープレート汚れで多いのは、虫の死骸がこびりついてしまうことです。特に、高速道路を利用した後にはひどく汚れているでしょう。

こうした汚れを安全に取り除くためには、次の3ステップで可能です。もちろん、ボディーの洗車と同時に行なっていただければ構いません。また、普段洗車機を利用している方は、洗車機に通した後にステップ3以降の作業を進めてください。

今回のポイントは、汚れをふやかして落としやすくすることです。

まずは次の道具を用意しましょう。

  • 普段使用している洗車道具(洗車機を利用している方は不要)
  • 虫汚れクリーナー
  • クロス

特に、虫汚れクリーナーに関しては、弱アルカリ性のものがおすすめです。なぜなら、強力なアルカリ性のものを繰り返し使用すると、アルミ製のナンバープレートを腐食させてしまう可能性があるからです。また、クロスに関しては、ナンバープレート用のものを1枚用意してください。

それでは道具の準備ができたら、早速作業に取りかかりましょう。

ステップ1:ホースや高圧洗浄機の水圧で洗い流す

まずは、簡単に落ちる虫の残骸をホースや高圧洗浄器の水圧で洗い落としましょう。乾いてこびりついてしまった虫の残骸をふやかす目的もありますので、しっかりと水をかけてください。

ステップ2:シャンプー洗車

続いて、通常利用しているカーシャンプーを使って洗車をしていきます。ナンバープレートは強く磨きすぎないように注意しましょう。ここでも虫の残骸をふやかすようなイメージで優しく洗ってください。

磨き終わったら、シャンプーをしっかりと洗い流しましょう。しつこい虫汚れはまだ残っていると思いますので、次のステップに進みます。

ステップ3:虫汚れクリーナーで除去

しつこい虫汚れには虫汚れクリーナーを利用します。

まず、クリーナーをクロスに付けます。そして、クロスを汚れの部分に押し当てたまま数十秒なじませてから拭き取るようにしてみましょう。するとしつこい汚れも綺麗に落とすことができますし、余計な部分にクリーナーが付着してしまうこともありませんので安全です。

一度で綺麗にならない場合には、汚れの具合に合わせてなじませる時間を長くしたり、数回行えば綺麗に除去することができます。

※洗車機を利用している方は、このステップからの作業になりますが、洗車機を通した直後に取り組んでください。自宅に帰ってからだと乾燥してしまうので汚れが落ちにくくなってしまうからです。

2-2. 封印周りなどの黒ずんだ水垢汚れを落とすための3ステップ

虫汚れ以外には、封印周りや数字の輪郭周囲の黒ずみ汚れが目立ちます。これは、水垢が原因ですので、通常の洗車では簡単に落とすことができません。こうした汚れには水垢クリーナーを利用すると、無理に擦って塗装を剥がしてしまう心配もありません。

今回使用するものは、次の通りです。

  • 水垢クリーナー
  • 歯ブラシ
  • クロスやスポンジ

水垢クリーナーについては、ノーコンパウンドのものを選ぶといいでしょう。ナンバープレートの塗装を剥がさないためです。歯ブラシについては、文字の輪郭や隙間部分を磨くために使用しますので、古くなったものでも構いません。

それでは、具体的な方法を確認していきましょう。

ステップ1:洗車

まずは、通常の洗車方法でナンバープレートも洗車します。ここでは、水垢以外の汚れを綺麗にすることが目的ですので、水垢が取れなくてと強く磨く必要はありません。

また、虫汚れを除去した後ならそのまま作業を進めていただければ構いません。

ステップ2:水垢除去クリーナーで磨く

次に水垢除去クリーナーで磨いていきます。

ナンバープレートの白い部分(軽自動車なら黄色の部分)は面積も広いので、クロスやスポンジを使って磨きましょう。力強く磨くというよりは、水垢除去クリーナーの力を使って綺麗にしていくイメージです。

また、封印の周囲や文字の輪郭部分などは、歯ブラシを利用して磨きましょう。細かい部分も綺麗にできますし、塗装を剥がしてしまう心配もありません。

ただし、クリーナーが乾燥してくると、汚れやシミの原因になりますので注意しましょう。しつこい汚れの場合には、一度洗い流してから繰り返し作業するといいでしょう。

ステップ3:クリーナーを洗い流す

水垢汚れが落ちたら、最後に水垢クリーナーをしっかりと洗い流してください。すすぎ残しには気をつけましょう。

3. 汚れ防止のためのナンバープレートカバーは厳禁!

ナンバープレートはせっかく綺麗にしてもすぐに汚れてしまうものです。そのため、汚れを防ぐ方法がないかと考える方も多いでしょう。

そんな時には、ナンバープレートカバーというものがありました。これは、ナンバープレートの上からプラスチックのカバーをするものです。

ただし、初めにもご紹介した通り、平成28年4月からはナンバープレートカバーの使用は禁止になりました。無色透明のものでも使用することができません。

そのため、ナンバープレートの汚れを防ぐ一番の方法は、こまめに洗車をすることです。虫汚れや水垢は、すぐに洗車をすれば簡単に落とすことができるからです。

虫汚れや水垢を除去するためのシートタイプのクリーナーもありますので、すぐに洗車ができない場合には、こうしたものを携帯しておくのもおすすめです。

4. 車のナンバープレート塗装が薄くなって色落ちした場合の対処法

ナンバープレート塗装が色落ちしてしまった場合には、同一ナンバーでの再交付が可能です。陸運局に足を運び自分で申請をすれば、ナンバープレート代のおよそ2,000円で済みます。(各都道府県によって費用が異なります。)

具体的には、次の手順で申請と受け取りのために2回足を運ぶことになります。

【申請方法】

  1. 自動車検査証又は自動車検査証のコピーをもって管轄の陸運局へ行く
  2. 自動車登録(車両)番号標再交付申込書(様式5)に記入して窓口へ申請
    ※申込書は陸運局に用意されています。
  3. ナンバープレート代を支払う
  4. 自動車登録(車両)番号標再交付引換証を受け取る

【受け取り方法】

  1. 4営業日以降に受け取り可能
  2. 自動車登録(車両)番号標再交付引換証と返納するプレートを持参する
    ※軽自動車以外は封印があるので、返納するプレートを付けた車で陸運局へ行きましょう。
  3. ナンバープレートの取り付け、封印

また、ディーラーや行政書士事務所で代行も可能ですが、代行費用がかかってしまいます。もし時間がない場合には、ディーラーに相談するといいでしょう。特に軽自動車以外の場合には、リアのナンバーに封印が必要だからです。行政書士ではこの作業はできません。

5. まとめ

車のナンバープレート汚れに多いのは、虫汚れと水垢汚れです。どちらも専用のクリーナーを使用すると綺麗に取り除くことができます。

ただし、ナンバープレートは塗装が弱いため、強く磨くと剥がしてしまう可能性もあるので注意が必要です。ナンバープレートに関する規制が厳しくなりましたので、表示が見えづらくならないように気をつけましょう。

今回はナンバープレートの塗装を傷めずに綺麗にする方法をご紹介してきましたので、ぜひ参考にしながら実践してみてください。

ラストコーティング史上最高峰のコーティングサービス

ラストコーティング史上最高峰のコーティングサービスダイヤモンドラストコーティングは、私たち最強のガラスコーティンングを求めて最後にたどり着いたガラスコーティングです。

・最高硬度9H以上
・5年以上皮膜が剥れ落ちない
・完全無機質で紫外線による劣化を防ぐ

公的試験データ取得済みの最高品質のガラスコーティングであなたの愛車にかつてないほどの輝きと艶、強固なボディをもたらします。

ラスコジャパン公式HPを見る

無料EBOOK『まだコーティングはするな!フルアーマー車を作れるガラスコーティング選び【完全保存版】』

この本では、コーティング業界の歴史、正しい洗車の方法、ガラスコーティングの成分別の違いと正しい選び方を紹介しています。ネットではどこにも公開されていない業界の裏話やガラスコーティングの真実を余すことなく書籍にまとめられています。

この本を読めば、プロでも知らないガラスコーティングの正しい知識が身につき、業者にダマされずに自分自身で愛車に最適なガラスコーティングを選ぶことができるようになるでしょう。


 

ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。