車検証の所有者欄に注意! 所有者と使用者が違う場合や名義変更の方法とは?

車の車検証を見てみると、「所有者」と「仕様者」の欄があることに気が付きます。特に車を新車で購入した場合などは、「自分で車を買ったのに、所有者が別の人になっている!」と驚いてしまうこともよくあります。

でも実際に車のお金を払ったり車にかかる税金や保険料の支払いは、車に乗っているあなたですよね。それなのにどうして所有者の欄にあなた以外の人の名前が書かれているのでしょう?

そこで今回は車検証にかかれている「所有者」と「使用者」の違いやその理由、また名義変更をする場合の方法についてわかりやすく紹介します。

1. 車検証に記載されている所有者と使用者の違い

車のことにあまり詳しくない人でも、車に乗る限り車検証が必要なことはわかるはずです。でもその中に書かれている細かな内容までチェックするということはあまりないはずです。

確かに車検証には、車に関する基本情報がかかれています。ですから2年に一度受けなければいけない車検の時には、いつもは車の中に保管している車検証を取り出して内容を確認するはずです。

そんな時にふと目に留まるのが、「所有者」の欄なのでは?

所有者の欄に書かれている名前が「あなたの名前」である場合はそれ以上気にならないはずですが、所有者の欄に「あなた以外の名前」が書かれている場合は「あれ?どうして?」と気になるはずです。

実は車検証には「所有者」とは別に「使用者」の欄があります。そのため必ずしも所有者にかかれている名前と使用者のそれが同じであるとは限りません。でもその事例を挙げる前に、まずはそれぞれの違いについて説明します。

1-1. 所有者とは

所有者とは、「財産としての所有権を持っている人」のことを言います。車は売却すればお金を得ることが出来ますから、一種の財産といえます。

つまり車検証における所有者というのは、「車を売ることが出来る人」と言い換えることが出来ます。

所有者に書かれている名前が「あなたの名前」の場合は、すでに車の購入金額を全額支払い終わっていることを意味します。ですからあなたの希望次第で車を売ることもできます。

1-2. 使用者とは

使用者とは、「実際に車を使っている人」のことを言います。この場合、車検証の所有者の欄にはあなた以外の名前が書かれています。つまりこの段階であなたの車は「あなたの財産ではない」ということになります。

このようなケースで最も多いのが、新車を購入する場合です。新車の場合は車の価格だけでも100万円以上します。

「現金一括払いで!」と気前よくお金を出せる人であれば、新車であってもあなたの名前が所有者の欄に書かれてあります。

でもほとんどの場合、ローンを組んで購入しますよね?この場合は所有者と使用者の欄にかかれる名前が別になります。

リースの場合も所有者はあなたではない

最近人気がある「マイカーリース」の場合、車の所有者はあなた以外の名前が書かれています。これは「所有者=リース会社」だからです。

その代わりマイカーリースの場合は、一定期間を過ぎると「新しい車に乗り換える」「残金を支払って乗り続ける」「返却する」の中から自分のカーライフに合った方法を選ぶことが出来ます。

あくまでもリース車の場合は「借りている車」ということになるので、車の所有者は「リース会社」となります。

2. 車検証の所有者と使用者が異なる理由

所有者と使用者の違いがあることが分かっても、「車の代金を支払っているのは私なのに、どうして自分の名前が所有者の欄にかかれていないのか?」という疑問が残ります。

でもその理由にも、ちゃんとした答えがあります。

2-1. 所有者がディーラーになっている場合

ディーラーで車を購入する場合、一括で支払う金額が大きいためローンを組んで車を購入することになります。

そのため車を購入する前に、必ず信販会社のローン審査を受けますよね?これはあなたに支払い能力があるかを確認するためです。

高額な車のローンですから、支払うお金の額もかなり高額になります。それだけの金額を「決められた期限内に滞りなく支払うことが出来るのか」を調べなければ、信販会社だってお金を支払ってくれません。

車をローンで買うということは、「信販会社が一括でディーラーに車の料金を支払う→契約者(この場合は「車の使用者」であるあなた)が信販会社に利子を含めた金額を分割で支払う」ということです。

ですから信販会社がディーラーに一括で支払った金額(利子を含む)を全額払い終わらないうちは、あなたが本当の所有者になることは出来ません。また所有者の欄には「ディーラー名」が記入されます。

・ローン完済後の所有権解除とは

ローンが完済すると、それまでの所有権がディーラーからあなたに移されます。つまり車が「あなたの財産」となるわけです。

そのために行うのが、「所有権の解除」です。所有権の解除をすることによって何が出来るかというと、「車の名義変更」「廃車手続き」です。

もしもローン完済後に売却しようとしても、車の名義がディーラーになっている状態ではできません。なぜならその時点での所有者は「あなた」ではなく「ディーラー」にあるからです。

あくまでも車の名義変更をしなければ、本当の意味で「あなたの車」にはなりません。そのために行うのが「所有権の解除」というわけです。

2-2. 所有者が家族になっている場合

車を家族から譲ってもらった場合によくあるのが、「所有者=あなた以外の家族の名前」です。この場合は車検証での所有者が「家族の名前」で、使用者が「あなたの名前」となります。

もちろん家族間でのやり取りですから、車の名義変更をせずに乗り続けていても実質的には特に問題はありません。

ただし法律上では「車検証にかかれている所有者=正式な車の所有者」ですから、そのままの状態であなたが車を売却することは出来ません。

また廃車にする場合も、あなたが勝手に行うことは出来ません。あくまでも車の所有者は「車検証にかかれた所有者」です。ですから名義変更をせずに廃車をするのであれば、所有者の委任状などが必要になります。

2-3. 所有者が法人になっている場合

会社や企業など法人が車を購入した場合は、車検証での所有者が「法人名」で使用者が「あなたの名前」となっていることがあります。この場合も正式な車の所有者は法人になりますので、あなた専用の車であったとしても勝手に売却や廃車をすることは出来ません。

3. 車検証の所有者を名義変更する方法

車の名義変更をする前に、まずは車検証の確認をします。車検証に書かれている所有者の名義がどうなっているのかを確認し、名義変更の手続きをします。

ローン完了後に所有者が「ディーラー」「信販会社」となっている場合

ローンが完済されたことが確認できると、ディーラーや信販会社の方で所有権解除手続き及び名義変更手続きを行ってくれます。

車検の時のような面倒なことはありませんので、時間のない人や平日に休みが取れない人に便利です。

ただし必要な書類があります。ディーラーや信販会社によって若干内容が異なりますが、主な書類としては次のようなものが必要になります。

  • 印鑑証明書
  • 委任状
  • 車検証(※郵送で行う場合は各自で問い合わせてください)
  • 自動車納税証明書のコピー
  • 所有権変更を知らせる書類またははがき

自分で所有権解除手続き&名義変更をする

自分で所有権解除手続き&名義変更をする場合は、ディーラーまたは信販会社へ「所有権解除書類交付申込書」「車検証のコピー」「印鑑証明書(発行から3か月以内のもの)」「自動車納税証明書のコピー」を郵送します。

それと並行してディーラーまたは信販会社から、所有権解除の申請窓口で必要になる「譲渡証明書」「委任状」「印鑑証明書」を郵送してもらいます。

書類が届いたら、車検証の原本をもって車のナンバーを管轄する運輸支局(軽自動車の場合は「軽自動車検査協会」)に行きます。

申請書(申請窓口でもらえます)に記入し、手数料納付書や必要書類を提出します。手続きが完了すると、あなたの名義に変更された新しい車検証が発行されます。

ちなみに登録手数料(¥500)と申請書代(¥100)がかかります。

4. 車検証に記載されている「所有者」の疑問まとめ

車はあくまでも財産です。「だれに財産の所有権があるか」ということを示すのが、車検証に書かれている所有者名です。

ですからローンやリースなどの場合は、車の購入者であっても支払いが完済するまではあなたに所有権はありません。

もちろんディーラーで車を購入しローンを組んだ場合、ローン完済後の諸手続きは全てディーラーが行ってくれます。信販会社の場合は手続きを代行してもらう際に代行手数料がかかることもあります。

気になる場合は、契約している信販会社に問い合わせてみると安心ですよ。

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