愛車がきれいになる便利な鉄粉除去スプレー!使い方と注意点まとめ

車についた鉄粉を除去するために便利な道具が鉄粉除去スプレーです。これを使えば、洗車では落とすことができなかった鉄粉でも、スプレーを吹きかけるだけで簡単に綺麗にすることができます。

ただし、効果を発揮するためには注意点があります。使い方を間違えてしまうと、鉄粉を綺麗に取り除くことができないのです。鉄粉が取り除かれなければ、ボディーがサビたり、塗装が剥がれてしまう原因にもなってしまいます。

そこで今回は、便利な鉄粉除去スプレーの正しい使い方と注意点について、詳しくお伝えしていきます。

ぜひ参考にしていただき、大切な愛車を鉄粉汚れから守ってください。

1. 便利な2つの鉄粉除去クリーナー

車の鉄粉汚れとは、空気中にただよう鉄の粉がボディーに刺さってしまったものです。例えば、工場、線路、車などからは、目には見えない細かな鉄の破片が出ているため、その付近に駐車したり走行することによって、気づかないうちに付いてしまうのが鉄粉なのです。

この鉄粉をそのまま放置していると、ボディーが錆びてしまったり、塗装が剥がれ落ちてしまう原因になります。そのため、愛車を守るためには、すぐに洗い流すことが必要です。

ただし、鉄粉には大きな問題があります。それは、普通の洗車をしても綺麗に取り除くことができないことです。洗車機はもちろんですが、丁寧に手洗い洗車をしても落とすことができません。

そんな時に役立つのが、鉄粉落とし専用のクリーナーです。この鉄粉除去クリーナーには、次の2つのタイプがあります。

  • 鉄粉除去スプレー
  • 鉄粉除去粘土

今回の記事をご覧いただいているあなたは、鉄粉除去スプレーについて詳しく知りたいと思っていることでしょう。しかし、この2つの鉄粉除去クリーナーについて理解していないと、正しい作業は行えないのです。

そのため、まずはこの2つの違いを詳しく確認していきましょう。

2. 鉄粉除去スプレーと粘土の3つの違い

鉄粉除去スプレーと粘土の違いには、次の3つがあります。

  1. 性質の違い
  2. 使用方法の違い
  3. 鉄粉除去力の違い

実は、この違いによって使用方法が異なってくるのです。これから詳しくお伝えしていきますが、鉄粉除去スプレーだけでは、洗い落とすことができない鉄粉があるということです。

それでは、これらの違いについて詳しく確認していきましょう。

① 性質の違い

鉄粉除去スプレーとは、洗浄液がスプレーボトルに詰められているものです。この液体が鉄粉と化学変化を起こして除去することができます。

一方で、鉄粉除去粘土とは、工作に使う粘土と同じような性質です。ボディーについた鉄粉を粘土の粘着力を使って取り除くものです。つまり、物理的な除去剤です。

② 使用方法の違い

鉄粉除去スプレーは、そのままボディーに吹きかけて使用します。広範囲な作業でも短時間で簡単に行うことができます。

一方で、鉄粉除去粘土は、ボディーの上を滑らせるようにして使います。そのため、ボディー全体の鉄粉除去作業をしようとすれば、手間も時間もかかります。

③ 鉄粉除去力の違い

両者の鉄粉除去力を比べると、鉄粉除去スプレーよりも、粘土の方が高くなります。

ただし、粘土を直接ボディーに当てるため、どうしても細かな傷ができてしまいます。一方で、スプレーを正しく使いこなせば、ボディーを傷つける心配はありません。

3. 愛車のために要チェック!鉄粉除去スプレーの正しい使い方

2つの鉄粉除去剤の違いをわかりやすくまとめると、次のようになります。

  • 鉄粉除去スプレー:作業が簡単、鉄粉除去力は弱い
  • 鉄粉除去粘土:作業が大変、鉄粉除去力が強い

鉄粉除去スプレーは、さっと吹きかけるだけですので、作業がとても簡単なのですが、鉄粉除去力が弱いため、これだけでは落とすことができない鉄粉があります。

これを放置してしまえば、サビや塗装が剥がれる原因となってしまいます。そこで、スプレーでは取り除くことができなかったものを、粘土を使って綺麗に取り除く必要があるのです。

もちろん、初めから鉄粉除去粘土を使ってもいいでしょう。しかし、広範囲の作業をするためには、時間と労力を費やさなくてはなりません。車全体の鉄粉除去をしようとすれば、半日から1日がかりの作業となるでしょう。頻繁に行うのは難しい作業になります。

つまり、綺麗に鉄粉を除去するためには、両者を上手に使い分けることがポイントになるのです。

具体的には、通常の洗車時にはスプレーのみ使用します。粘土を使うのは、半年から1年に1回程度でいいでしょう。もしくは、コーティング前の下地処理として行う場合にも、粘土を上手に使って綺麗に取り除く必要があります。

わかりやすくまとめると、次の3パターンになります。

  • 定期的な洗車時の鉄粉除去・・・鉄粉除去スプレーのみ
  • 半年から1年に1回の鉄粉除去・・・鉄粉除去スプレー+鉄粉除去粘土
  • コーティング前の下地処理・・・鉄粉除去スプレー+鉄粉除去粘土

次の章から、それぞれの具体的な使用方法についてお伝えしていきます。

4. 定期的な洗車時に行う鉄粉除去方法

通常の洗車時に鉄粉除去スプレーを使用すれば、簡単な鉄粉落としができますし、しつこくこびりついてしまうことも防げます。

ステップ1:鉄粉除去スプレーを吹きかける

まずは、鉄粉の気になるところに、鉄粉除去スプレーを散布します。すると、数分後には鉄粉と反応して紫色に変色します。これで、鉄粉がボディーから浮き上がるようになります。

スプレーを吹きかけてからの待機時間は、使用するスプレーの説明をよく確認してください。また、所定の時間よりも長く待機してしまうと、シミの原因になったり、塗装を痛めてしまう場合もありますので注意して下さい。うっかり忘れないために、タイマーをセットしておくのもいいでしょう。

ステップ2:しっかり洗い流す

所定時間がすぎたら、十分に洗い流しましょう。スポンジやタオルではなく、ホースや高圧洗浄機の水圧で洗い流すようにしてください。

ステップ3:洗車

鉄粉除去スプレーがボディーに残らないように洗い流しましょう。通常の洗車を行なっていただければ構いません。

ただし、取り除くことができなかった鉄粉が見つかっても、ゴシゴシと洗い流そうとしないように気をつけてください。無理に磨き落とそうとすれば、ボディーに傷をつけるだけで、鉄粉は取りのぞけません。

そうした鉄粉は、次にご紹介するような粘土を併用した方法で取り除いていきましょう。

5. 鉄粉除去スプレーでは落ちない鉄粉を除去する方法

スプレーでは除去できない鉄粉は、粘土を併用して綺麗にしていきましょう。その頻度は、半年から1年に1回の頻度で構いません。鉄粉汚れが気になる場合や、鉄粉の多い場所に駐車している場合などは、半年に1回でもいいでしょう。また、コーティング前の下地処理として鉄粉除去を行う場合にも、粘土を使う必要があります。

その場合は、上でご紹介したステップ1からステップ3まで行った後に、次のステップ4へ進みましょう。

ステップ4:取り除けない鉄粉を確認する

鉄粉除去スプレーでは取り除くことができなかった鉄粉を確認していきましょう。洗車をしながら確認していくといいでしょう。

ステップ5:鉄粉除去粘土を使う

まず、ステップ4の洗車をせずに粘土を使うことは厳禁ですので注意してください。

粘土の使い方は、ボディーを水で濡らしながら、その上を力をかけずに滑らせるようにします。滑らせる方向は、一方通行にすると余計な傷がつきません。あくまでも滑らせるように使用して下さい。力を入れて磨いてしまうと、思わぬ傷がついてしまいます。

丁寧に作業を繰り返して、鉄粉を取り除いていきます。

6. 鉄粉除去スプレーの注意点

最後に、鉄粉除去スプレーを使用する際の注意点についてお伝えしていきます。

この注意点を守っていただくことで、愛車を傷つけることなく鉄粉を取り除けるでしょう。

6-1. 塗装色に合わせたタイプを選ぶ

カーシャンプーと同じように、鉄粉除去スプレーにも対応色が分かれているので、愛車の塗装色に合ったものを選ぶようにしてください。

主に、白やシルバーなどの淡色車用と、黒や紺などの濃色車用に分かれています。中には、全塗装色に対応しているものもありますが、商品説明をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。

6-2. 鉄粉除去スプレー非対応の塗装がある

鉄粉除去スプレーは、鉄と化学変化を起こすことによって鉄粉を洗い落とすものです。そのため、ボディーの塗料に酸化鉄などが含まれていると、塗料と反応してしまいダメージを与えてしまう可能性があります。

そのため、あなたの愛車に鉄粉除去スプレーを使用してもいいのか、事前の確認が必要です。ただし、専門的な知識がないと判断できないことだと思います。

そんな場合には、ディーラーや洗車業者、コーティング業者に相談するのがいいでしょう。おすすめは業者に相談することです。なぜなら、普段も鉄粉落としの作業を行っているからです。ディーラーではそうしたサービスがありませんので、知識も経験も豊富な業者に相談するといいでしょう。

6-3. 作業を素早く完了させる

鉄粉除去スプレーを吹きかけたら、作業を素早く完了させる必要があります。所定時間以上に放置していると塗装を痛める原因になるからです。また、カーシャンプーと同じように、すすぎ残しがあるとシミや汚れの原因にもなってしまいます。

さらに、作業場所にも注意しましょう。炎天下や風の強い日は厳禁です。熱によりスプレーがすぐに蒸発してシミになったり、砂や埃が磨き傷の原因となってしまうからです。愛車の美しさにこだわるのなら、屋根のある作業スペースや、屋内設備が必要です。

6-4. 取り除くことができない鉄粉がある

鉄粉除去スプレーと粘土を併用しても取り除くことができない鉄粉もあります。こびりついてしまった鉄粉は、無理に磨き落とそうとすれば、ボディーの塗装にダメージを与えてしまいます。

自分では取り除くことができない鉄粉については、業者へ相談してみましょう。その場合には、洗車業者、もしくはコーティング業者になります。

おすすめなのは、コーティング業者です。なぜなら、しつこい鉄粉を落とした後には、ボディーコーティングも必要になるからです。

また、すぐに鉄粉が付着してしまう場合には、ボディーコーティングが効果を発揮していないことが原因かもしれません。そのままでは、何度も繰り返し鉄粉汚れに悩まされてしまいます。そのため、鉄粉除去から予防まで行えるコーティング業者への相談がおすすめです。

6-5. ボディー用とホイール用がある

鉄粉汚れは、ボディーだけでなくホイールにも付着してしまいます。そのため、鉄粉除去スプレーや粘土は、ボディー用とホイール用に分かれています。

使用方法はどちらも共通していますが、含まれている成分が違うため、どちらのタイプなのかを確認してから購入するようにしましょう。

7. まとめ

鉄粉除去スプレーは、短時間で簡単に鉄粉を落とすことができる便利な道具です。しかし、スプレーだけでは、すべての鉄粉を落とせないことがあります。そんな時には、鉄粉除去粘土を併用するといいでしょう。

今回の記事では、スプレーだけでいい場合と、粘土を併用する場合の使い方についても詳しくお伝えしてきました。

ぜひ、鉄粉除去スプレーを正しく利用して、愛車をいつまでも綺麗に維持していきましょう。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。