鉄粉除去の頻度が年に1回でも愛車を綺麗に保つ方法

一般的に、鉄粉除去には粘土クリーナーが使われています。作業したことがある方はご存知だと思いますが、車1台分の鉄粉を除去するためには、半日ほどかかる大変な作業になります。

車が綺麗になるのは嬉しいことですが、こんなに大変な作業では頻繁に行うことは難しいでしょう。

しかし、鉄粉をそのままにすれば、ボディーが錆びたり、塗装が剥がれ落ちる原因にもなってしまうため、ヒヤヒヤしてしまうと思います。

「車を綺麗に守りたいけど作業は大変・・・」

こうした悩みを解消するために、ある便利なツールを使えば、わずか1年に1 回の作業で車を綺麗に維持することができるのです。

今回は、その詳しい方法をお伝えしていきます。

鉄粉除去まで考えている方は、普段から洗車にも気をつけている方が多いと思います。そうした方には、特におすすめできる便利な方法です。

また、今まではあまり洗車をしていなかったという方でも、愛車を守るためにぜひチェックしてみてください。面倒なことも難しいこともありませんので安心して読み進めて下さい。

1. 鉄粉除去の頻度は1年に1 回でいいって本当?!

一般的に鉄粉を除去するためには、専用の粘土を使うことがほとんどです。しかし、この作業は非常に手間も時間もかかってしまいます。鉄粉除去のために、丸1 日潰れてしまうことも珍しくありません。

毎日忙しいと思いますし、休日には予定もあるでしょう。できるだけ少ない頻度ですっきり鉄粉を落としたいと考えていると思います。

そんな時には、鉄粉除去スプレーという魅力的なツールがあります。これを上手に利用することで、粘土を使った大変な鉄粉除去作業は1年に1回の頻度で済むからです。

具体的な方法をお伝えしていく前に、本当に1年に1回でいいのかと疑われている方もいらっしゃると思いますので、その理由から詳しくお伝えしていきます。

1-1. 頑固な鉄粉汚れの原因

なぜ鉄粉除去の頻度が気になるのかといえば、洗車をしても鉄粉汚れが綺麗にならないからだと思います。その汚れが蓄積されてしまえば、素人には手に負えなくなってしまいます。

そのため、頻繁に除去しなくてはならないんじゃないかと心配になっていると思います。確かに、鉄粉汚れをそのままにすると、塗装が傷んでしまうため、ボディーがくすんできたり、塗装が剥がれる原因にもなります。

では、なぜ鉄粉汚れは簡単に洗い流せないのでしょうか。

それは、鉄粉が錆び(さび)てしまい、こびりつくからです。錆びついたネジが回らなくなってしまうのと同じように、硬く密着してしまうのです。

1-2. 鉄粉汚れは早く洗い流すのがポイント!

一般的には、次のような条件によって、鉄が錆びる時間が早くなると言われます。

  • 気温が高い
  • 湿度が高い
  • 塩分が付く

つまり、車に付く鉄粉は錆びやすい環境にあり、いくら洗っても取れなくなってしまうのです。具体的には、次のようなことが当てはまります。

  • 気温が高い:車は屋外で使用する。太陽光で車体が熱くなる。エンジンの熱で、ボンネットが熱くなる。
  • 湿度が高い:空気中には水分が含まれている。雨で濡れる。
  • 塩分が付く:海岸沿いを走ったり、沿岸部に住んでいる。

それでは、どうすれば防ぐことができるのでしょうか。

それは、少しでも早く洗い流すことです。錆びついてしまう前に取り除くというわけです。そうすれば、1年に1回の粘土を使った鉄粉除去で、すべすべなボディーを簡単にキープすることができるのです。

2. 洗車ごとに鉄粉除去スプレーを使って頻度を減らす

愛車についた鉄粉を、少しでも早く簡単に落とすためのツールが鉄粉除去スプレーです。では、鉄粉除去スプレーの効果と、その詳しい使い方について確認していきましょう。

2-1. 鉄粉除去スプレーとは

鉄粉除去スプレーとは、鉄粉を溶かすための専用の液剤がスプレーボトルに入ったものです。

この液体をボディーに吹きかけると化学反応が起きて、鉄粉がボディーから浮き上がります。そのため、洗車では落とせなかったような鉄粉でも、洗い流すことができるのです。

粘土とは違い、作業も簡単ですし、広い範囲の施工もできます。このスプレーを利用すれば、鉄粉が錆びついてしまうことを回避できるのです。

2-2. 鉄粉除去スプレーの効率的な使い方と頻度

鉄粉が錆びつく前に取り除くためには、洗車ごとに鉄粉除去スプレーを使うことがおすすめです。

その方法も非常に簡単です。ボディーにスプレーを吹き付けて、所定時間を待機します。すると、紫色に変化してきますので、あとは水で洗い流すだけです。その後、スプレーのすすぎ残しがないように、通常の洗車を行いましょう。

洗車をするときには、最初に砂やホコリを洗い流すために、ホースや高圧洗浄機で水をかけると思います。その前に、スプレーをさっと吹き付ける作業を加えるだけということです。

これなら、今までの洗車とほとんど変わらない作業時間で行えますので、効率的に鉄粉を落とすことができます。

3. 頑固な鉄粉は1年に1回の頻度でまとめて除去

鉄粉除去スプレーの難点としては、これだけではどうしても効かない鉄粉があることです。

洗車とスプレーの頻度は、コーティングをしている場合であれば、月に1回の洗車ができるといいでしょう。コーティングをしていない場合には、2〜3週間ごとの洗車がおすすめです。

しかし、様々な都合があると思いますので、洗車の間隔が空いてしまうこともあると思います。

また、鉄粉の多い工場や線路の近くに駐車していたり、頻繁に高速道路を利用する、もしくは大型車の交通量が多い道路を利用する場合は、どうしても鉄粉が付きやすくなってしまいます。

こうしたことが原因で、洗車ごとの鉄粉除去スプレーでは追いつかない汚れも出てきてしまいます。

このしつこい鉄粉は、1年に1回の粘土を使った作業で綺麗に取り除くようにしましょう。また、スプレーと粘土の合わせ技で、より効率良く作業を進めることができます。

詳しくは、「愛車がきれいになる便利な鉄粉除去スプレー!使い方と注意点まとめ」の記事でお伝えしていますので、こちらを確認してください。

4. 鉄粉除去を簡単にするにはコーティングもおすすめ

ここまでお伝えしてきた内容は、付着してしまった鉄粉を、効率良く落とすための方法と頻度です。

さらに、もう一つ鉄粉除去作業を簡単にする方法があります。それが、コーティングをすることです。なぜなら、車のコーティングには、鉄粉を付着しにくくする効果があるからです。つまり、鉄粉の付着を未然に防ぐということです。

また、付いてしまった鉄粉を落としやすくする効果もあるので、鉄粉除去スプレーとの相乗効果で、その効果や作業効率も高まります。

おすすめのコーティングは、ガラスコーティングです。

頻繁に洗車ができない方や、鉄粉が付着しやすい環境の方には、特におすすめです。また、すでにコーティングをしているけど、鉄粉や汚れなどに悩まされている方は、コーティングの効果がなくなっていたり、別のコーティングにした方がいい場合もあります。一度コーティング業者へ相談してみてもいいでしょう。

5. 鉄粉を除去する頻度の注意点

5-1. コーティング前の鉄粉除去

車のコーティングをする前には、下地処理として鉄粉除去が必須になります。この場合には、スプレーのみの使用はおすすめできません。なぜなら、コーティング効果の良し悪しは、下地処理によって大きく左右されるため、鉄粉除去を完璧に行うことが大切だからです。しかし、スプレーだけでは頑固な鉄粉は除去しきれないのです。

そのため、粘土も併用しましょう。コーティング前の下地処理の場合には、今回お伝えしてきた頻度とは関係なく作業を進めるようにして下さい。

5-2. ボディーとホイールの違い

鉄粉除去の頻度は、ボディーもホイールも同じように行なっていただければいいでしょう。

ただし、使用する除去剤の選び方には注意して下さい。ボディー用、ホイール用と分かれているものや、併用できるものがありますので、購入の際は忘れずに確認しましょう。

また、輸入車(特にドイツ車)の場合には、ホイールの鉄粉汚れ(ブレーキダスト)が多くなります。そのため、洗車頻度を増やさないと、鉄粉がこびりつきやすくなります。ホイールだけでもこまめに洗車をするか、ホイールコーティングを検討してみてもいいでしょう。

6. 鉄粉除去のポイントまとめ

鉄粉の除去は、錆びつく前に取り除くことが重要です。そこで、鉄粉除去スプレーを利用すれば、洗車時にスプレーを吹きかけるだけで、こびりつきを防ぐことができるので便利です。

洗車ごとにスプレーを利用していれば、半日以上かかる粘土を使った鉄粉除去は、1年に1回の頻度でOKです。

洗車頻度が高いほど効果的ですが、頻繁な洗車が難しい場合には、コーティングも行うといいでしょう。

ぜひ今回の記事を参考にしていただき、手間を省いて効率的に愛車をすべすべのボディーにしていきましょう。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。