鉄粉除去剤のおすすめの選び方とタイプ別使い方まとめ

鉄粉除去剤にはいくつも種類があり、それぞれの効果や使い方も異なります。そのため、どれを選べばいいのか迷ってしまうと思います。

鉄粉除去剤は、正しく選ばないと満足な効果が得られないだけでなく、ボディーに傷を付けたり、塗装を傷めてしまう原因にもなるため、慎重に選ばなくてはなりません。

そこで今回は、おすすめの鉄粉除去剤と、安全で効果的な使い方について、わかりやすくお伝えしてきます。

一人一人に合わせたおすすめの除去剤が見つかるようになっていますので、ぜひ参考にしていただき、綺麗な愛車を取り戻してください。

1. おすすめの鉄粉除去剤の種類

鉄粉除去剤には、その効果や使い方によってさまざまな種類があります。

まずは、その中でもおすすめの鉄粉除去剤をわかりやすくご紹介します。

1-1. スピーディーに作業できる鉄粉除去剤

鉄粉除去は手間ひまのかかる作業です。慣れた方でないと半日仕事になることも珍しくはありません。そんな中でも、非常に素早く鉄粉を除去することができるタイプがあります。それが、次の3つです。

  • 鉄粉除去スプレー
  • 鉄粉除去スポンジ
  • 鉄粉除去クロス(ラバークロス、クレイタオル)

・鉄粉除去スプレー

スプレータイプの鉄粉除去剤です。鉄粉と化学変化を起こし、鉄を溶かして洗い流すものです。

その作業方法はとても簡単で、ボディーにスプレーを吹きかけて、あとは水で洗い流すだけです。鉄粉の気になる場所にスプレーするだけですので、車全体の作業も素早くできます。

・鉄粉除去スポンジ

スポンジタイプの鉄粉除去剤です。スポンジの作業面に、鉄粉除去能力のある成分が特殊加工されています。

濡らしたスポンジでボディーの上を優しく滑らせるようにすることで、鉄粉が除去できます。作業面積も広いので、一度に広い範囲の作業が可能です。

・鉄粉除去クロス(ラバークロス、クレイタオル)

クロスタイプの鉄粉除去剤です。クロスに鉄粉除去成分を織り込んだり、マイクロファイバークロスと粘土タイプの除去剤を組み合わせたものです。

濡れたクロスでボディーを磨くだけで、鉄粉を除去することができます。スポンジタイプと比べると、狭い範囲の作業も可能です。

1-2. ボディーを傷つけない鉄粉除去剤

鉄粉除去に限らず、カーケアをする時にはボディーに傷がついてしまうことが心配になります。

しかし、次のような鉄粉除去剤を利用すれば、傷をつけることなく鉄粉を取り除くことができます。

・鉄粉除去液、鉄粉除去クリーナー

液体タイプの鉄粉除去剤です。単に鉄粉除去剤と呼ばれたり、鉄粉除去液、鉄粉除去クリーナーとも言われます。

このタイプは、専用液の化学作用によって、頑固な鉄粉を浮き上がらせて洗い落とすことができます。化学変化によって鉄粉を除去するため、物理的な磨き傷をつける心配がありません。

その使い方は、専用液をクロスに取ってから拭き上げるようにします。この時にボディーを傷つけないような、性能の高いマイクロファイバークロスを使うといいでしょう。

・鉄粉除去スプレー

先ほどもお伝えしたスプレータイプの鉄粉除去剤です。こちらは、専用液をスプレーで吹きかけるだけですので、傷を作らずに作業するためには最も適しているでしょう。

ただし、鉄粉を除去した後には、専用液のすすぎ残しがないようにしっかり洗車をしましょう。

1-3. 強力な鉄粉除去剤

ここまでお伝えしてきた鉄粉除去剤は、どれも便利なものですが、ここでお伝えするものと比べると、鉄粉除去力が弱くなります。

鉄粉を綺麗さっぱり落としたい場合には、次のような除去剤を使用しましょう。

・粘土

鉄粉除去剤として最もポピュラーなものが粘土タイプです。他の鉄粉除去剤では落とすことができない頑固な鉄粉も綺麗に取り除くことができます。

・鉄粉用カーシャンプー

カーシャンプーに鉄粉除去作用成分が含まれたタイプです。通常のカーシャンプーのように洗車をするだけで、鉄粉が落とせます。

ただし、鉄粉以外にもコーティングまで一緒に洗い流してしまうことがあるため注意が必要です。

汚れもコーティングも全て洗い流してリセットする時には便利でしょう。

2. タイプ別!おすすめの鉄粉除去剤と使い方

鉄粉除去剤には様々なタイプや特徴があるため、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

そのため、ここまでお伝えしてきたそれぞれの特徴を踏まえて、タイプ別におすすめの鉄粉除去剤とその使い方についてご紹介していきます。

2-1. 洗車が苦手な方、鉄粉汚れが付きやすい方

愛車は綺麗にしておきたいけど、洗車は苦手という方もいるでしょう。普段は洗車機に通しているかもしれません。しかし、洗車機では鉄粉を落とすことができません。

また、工場や線路の近くに駐車していたり、高速道路をよく利用する場合には、どうしても鉄粉汚れがつきやすくなってしまいます。しかし、頻繁に鉄粉除去作業を行うのは大変でしょう。

そんな方におすすめなのは、鉄粉除去クロス(ラバークロス、クレイタオル)です。短時間で簡単に鉄粉除去ができるからです。

それでは、具体的な方法を確認していきましょう。

ステップ1:砂やホコリを洗い流す

まずは、車についている砂やホコリをしっかりと洗い流しましょう。ホースや高圧洗浄機、洗車場などを利用して隅々まで洗い流します。この作業を行うことで、クロス磨きをする時の余計な磨き傷を作らずに済みます。

このときのポイントは、車の上から下に向かって作業を進めることです。ルーフ→ボンネット→側面という具合です。汚れを上から下に洗い落とすイメージです。

ステップ2:鉄粉除去クロス(ラバークロス、クレイタオル)で磨く

十分に水洗いができたら、次にクロスの出番です。その使い方は非常に簡単で、ただボディーを磨いていくだけです。

ただし、ゴシゴシと磨いてはいけません。磨き傷ができないように、ホースなどで水をかけながら滑らせるように優しく拭き上げてください。

ステップ3:水分を拭き取る

最後に、ボディーに残っている水分をしっかりと拭き取ってください。マイクロファイバークロスやセームなどを利用すれば、磨き傷を作らずに拭き取ることができます。

2-2. 洗車のついでに作業したい方

普段から手洗い洗車を行なっている方には、鉄粉除去スプレーがおすすめです。なぜなら、通常の洗車をする前に、スプレーを吹きかける簡単な作業を加えるだけで、鉄粉を落とすことができるからです。

具体的には、次の4ステップです。

ステップ1:鉄粉除去スプレーを吹きかける

まずは、鉄粉の気になる場所にスプレーを吹きかけていきます。事前に汚れている場所をチェックしておくと作業が素早く進みます。

ステップ2:所定時間の待機

スプレーを吹きかけたら、徐々に化学変化が始まります。スプレーの種類によっては、鉄粉汚れが紫色に変化してきます。

商品ごとに待機時間が表記されていますので、忘れずにチェックしてください。所定時間以上に待機してしまうと、シミになったり、塗装にダメージを与える原因になるので注意してください。

ステップ3:水で洗い流す

化学変化によって浮き上がってきた鉄粉を水で洗い流します。ホースや高圧洗浄機などを使って、すすぎ残しのないようにしましょう。

ステップ4:通常の洗車をする

最後に、通常おこなっている洗車をして作業終了です。

2-3. 鉄粉汚れがひどい方、コーティング前の下地処理をする方

頑固な鉄粉汚れは、サビついてボディーと密着しているので、粘土を使う必要があります。

また、コーティング前の下地処理として鉄粉除去を行う場合にも粘土を使用します。なぜなら、どれだけ丁寧に下地処理ができるかによって、コーティグの効果や耐久性が左右されてしまうからです。そのため、鉄粉も取り残しがないようにする必要があるのです。

その具体的な方法は次の2ステップです。

ステップ1:鉄粉除去スプレーや鉄粉用シャンプーを使って洗車する

まずは、砂やホコリ、簡単な汚れ落しと、大まかな鉄粉を除去していきます。いきなり粘土を使うと作業が大変になるからです。

その方法は、「2-2. 洗車のついでに作業したい方」でお伝えしたのと同じ手順で、鉄粉除去スプレーを使いましょう。

もしくは、鉄粉用シャンプーを利用して洗車をしてもいいでしょう。同時に水垢汚れも落とせるので便利です。

ステップ2:粘土で鉄粉除去

ステップ1では取りきれない鉄粉は、粘土を使って取り除いていきます。

作業面に水を流し続けながら、粘土を滑らせるようにします。水をかけないと摩擦でボディーに傷がついてしまいます。また、力を入れて磨いても同じですので、表面を滑らせるようなイメージで作業を進めましょう。

また、粘土を動かす方向は一方通行にすると、磨き傷を少なくできます。

粘土の表面が汚れてきたら内側に織り込んで、常に綺麗な面で作業するようにしましょう。

コーティング施工前の下地処理のやり方は「コーティングを施工する前に行う「下地処理」の全行程解説」こちらのサイトで詳しく動画付きで紹介されているので、ぜひご覧ください。

3. 鉄粉除去剤の注意点

最後に、鉄粉除去剤を使う時の注意点をお伝えします。使用方法を間違えてしまうと満足な効果が得られないばかりか、ボディーに傷をつけてしまうので注意してください。

3-1. 塗装色にあったものを選ぶ

特に、鉄粉除去スプレーや鉄粉用シャンプーを使用する際には、愛車の塗装色に対応したものを選ぶようにしてください。濃色車や淡色車と分かれているタイプがありますので、商品説明をしっかりと確認しましょう。

また、ボディー用、ホイール用と分かれているタイプもありますので、こちらも確認してください。

3-2. 磨き傷ができる

鉄粉除去クロスやスポンジ、粘土は磨く作業があるため、どうしても物理的な磨き傷ができてしまいます。

作業を進める際には、強くこすらないことと、水で濡らし続けながら作業することを忘れないようにしてください。

また、一度に広範囲の作業を進めようとすると、つい力が入ったり、焦って傷を作りやすいため、狭い範囲をくり返し作業するようにしましょう。

3-3. 強引な作業はしない

今回お伝えした鉄粉除去剤を利用しても、どうしても落とすことができない頑固な鉄粉汚れもあります。

こうした汚れを無理に落とそうとしてはいけません。磨き傷を作るだけではなく、塗装を傷めてしまう可能性もあるからです。

どうしても取り除けない場合には、洗車業者やコーティング業者に相談してみましょう。費用はかかりますが、愛車を傷つけて後悔する心配はありません。

4. まとめ

鉄粉除去剤には様々なタイプがあります。例えば、作業にかかる手間も違えば、鉄粉を除去する能力も異なります。それぞれの特徴を理解した上で、目的に応じて使い分けるようにしましょう。

今回は、洗車が苦手な方、洗車のついでに鉄粉を取りたい方、コーティング前に徹底的に鉄粉を除去したい方などのタイプ別に、おすすめの鉄粉除去剤とその使い方についてお伝えしてきました。

あなたのタイプにあった鉄粉除去剤を使って、愛車を綺麗にしていきましょう。

また、それぞれの鉄粉除去剤についての詳細を別記事でもお伝えしていますので、そちらも確認していただくと、より安全に愛車を綺麗にすることができるでしょう。ぜひ参考にしていただき、満足できる鉄粉除去剤を見つけてください。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。