「鉄粉除去スポンジvs粘土」どっちがおすすめ?

 

鉄粉除去スポンジは、もっと簡単に鉄粉除去できる方法はないかと探している方におすすめです。なぜなら、粘土と比べて作業効率がいいからです。

鉄粉除去は、従来からの粘土を使えばツルツルのボディーが蘇りますが、作業できる面積が狭いため、地道な作業が必要になります。

しかし、鉄粉除去スポンジを使えば、種類によっては粘土と比べて6倍もの作業面積になるため、単純計算をすれば6倍の作業効率になります。(6分の1の作業時間で済みます。)

もっと簡単に鉄粉を落としたいと思っていた方には魅力的でしょう。

そこで今回は、鉄粉除去スポンジの効果を、粘土を使った場合と比べながら詳しくお伝えしていきます。

今まで粘土を使っている方も、これから初めて鉄粉除去をしようとしている方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。

1. 鉄粉除去スポンジとは

鉄粉除去といえば、粘土を使うことが一般的です。洗車では洗い流すことができないような鉄粉でも、粘土を使えばツルツルのボディーが蘇ります。

車を綺麗にすることはもちろんですが、コーティング前の下地処理としても必須の道具です。

ただし、デメリットもあります。例えば、作業効率が悪かったり、使い捨てだったり、どれだけ丁寧に作業してもボディーに傷がつくことなどがあります。

もっと便利な道具はないのかと探していた方もいるでしょう。そんな時に登場したのが、鉄粉除去スポンジです。

見た目は一般的な長方形のスポンジですが、作業面に鉄粉除去粘土が含まれていたり、ゴムのような素材が貼り付けられています。この作業面でボディーを滑らせるようにすれば、鉄粉が除去できるというものです。

2. 鉄粉除去スポンジの3つのメリット

今まで粘土を使っていた方でも、鉄粉除去スポンジを使うメリットがあるのなら、一度は試してみたいと考えているでしょう。

そこで、そのメリットについて詳しくお伝えしていきます。具体的には、次の3つになります。

  1. 作業面積が広いので作業時間が短縮できる
  2. 作業方法は粘土と同じで使い方もわかりやすい
  3. 繰り返し使えるため費用対効果が高い

それぞれ詳しく確認していきましょう。

① 作業面積が広いので作業時間が短縮できる

粘土を使っていると、作業面積が狭いため、作業に時間がかかることが気になります。車体サイズの大きい車なら、より一層大変になってしまいます。まとまった時間が取れないせいで、鉄粉除去ができないという方もいらっしゃるかもしれません。

もっと広い範囲の鉄粉を一度に取り除くことができれば、作業時間も効率もアップしますし、やり残している他の作業も進めることができるでしょう。

そんな方にとっては、鉄粉除去スポンジが魅力的に見えるでしょう。なぜなら、粘土と比べて作業面積が広いため、一度に広い範囲の鉄粉を除去することができるからです。その作業面積の違いは6倍にもなることがあります。単純に考えれば、6倍の速さで作業ができることになります。

② 作業方法は粘土と同じで使い方もわかりやすい

鉄粉除去に限らず、カーケアには様々な注意点があります。例えば、カーシャンプーは塗装色ごとに分かれていたり、コンパウンドが含まれているものと含まれないものがあったり、コーティング剤にも様々な種類があります。その都度、取り扱い方法を確認しなくては、車にダメージを与えてしまう可能性さえあります。カーケア用品は、使い方に慣れるまでが大変です。

でも、鉄粉除去スポンジはそうした心配もありません。なぜなら、使い方が粘土と同じだからです。つまり、ボディーを水で濡らしながら、スポンジを滑らせるだけです。粘土を使ったことがある方にとっては慣れた作業でしょう。

また、粘土を使ったことがないという方でも扱いに困ることはありません。スポンジでボディーを優しく洗うようにすればいいのです。つまり、特別な技術がなくても使えるということです。

③ 繰り返し使えるため費用対効果が高い

粘土を使って鉄粉を取り除くと、気持ちのいいくらいボディーがツルツルになります。これは、粘土の粘着力によって取り除いているからです。つまり、ボディーに付着していた鉄粉は、粘土の表面に移動しているということです。

当然ですが、その粘土を繰り返し使えば、粘土に着いた鉄粉のせいで、ボディーに傷がついてしまいます。そのため、汚れた面を内側に織り込みながら、綺麗な面で作業をすることになります。

しかし、これにも限度はあります。何度も使っていれば、粘土に多くの鉄粉が付いてしまうので、綺麗な面がなくなってきます。そうなれば、新しいものを購入することになります。基本的には使い捨ての道具なのです。

一方で、鉄粉除去スポンジの場合には、作業面についた鉄粉を洗い落とすことができるため、繰り返し使えるというメリットがあります。

また、粘土の場合は、もし手を滑らせて地面に落としてしまうと、砂や石が引っ付いてしまい、使い物にならなくなってしまうことがあります。しかし、鉄粉除去スポンジの場合には、すぐに洗い流すことができるので、こうした心配も必要ありません。

3. 鉄粉除去スポンジの3つのデメリット

ここまでお伝えしてきたように、鉄粉除去スポンジには、粘土のデメリットをカバーするような特徴があるため、粘土よりもスポンジを使った方がいいように感じると思います。

しかし、デメリットもあるので忘れずにチェックしてください。具体的には、次の3つです。

  1. 鉄粉除去力が弱い
  2. 狭い場所の作業が難しい
  3. 価格が高い

それぞれ詳しく確認していきましょう。

① 鉄粉除去力が弱い

作業性のいい鉄粉除去スポンジですが、鉄粉を除去する能力は粘土に劣ります。

鉄粉除去の方法は、他にもスプレータイプのものや、特殊なクロスで拭き取る方法もありますが、やはり一番強力なのが粘土です。

特に、コーティングをする前の下地処理としては役不足です。コーティングの効果を十分に発揮するためには、鉄粉の取り残しがないように、丁寧な下地処理が重要だからです。

② 狭い場所の作業が難しい

鉄粉除去スポンジは作業面積が広いため、広い範囲を一度に作業できるメリットがあります。その反面、狭い場所の作業には向いていません。スポンジが入り込まないような場所の作業はできないのです。

一方で、粘土の場合には自由に形を変えることができますので、狭い場所でも効果を発揮します。

広い面を一気に作業できるのは鉄粉除去スポンジですが、細かくて丁寧な作業をするのは粘土に軍配が上がります。

③ 価格が高い

粘土の相場は、500円から2,500円ほどです。人気のあるタイプは、1,000円前後となっています。

一方で、鉄粉除去粘土の場合は、1,800円から3,500円ほどです。つまり、粘土と比べると、2倍ほど価格が高いのです。

4. 「鉄粉除去スポンジvs粘土」評価が高いのはどっち?

ここまで、鉄粉除去スポンジについて詳しくお伝えしてきましたが、結局のところ、スポンジと粘土ならどっちがいいのか知りたい方が多いと思います。

そこで、鉄粉除去スポンジのレビュー(評価)をチェックしてみましょう。

4-1. 鉄粉除去スポンジに対する高い評価

  • 粘土より使いやすい
  • 粘土より作業面積が広く効率がいい
  • ルーフやボンネットなどの平面部には使いやすい
  • 手軽に作業できる

4-2. 鉄粉除去スポンジに対する低い評価

  • 粘土と比べると鉄粉が取れない、取り残しが多い
  • 鉄粉が取れている気がしない
  • 粘土と比べて値段が高い
  • 粘土の方が使いやすい(鉄粉がスポンジに引っかかる)
  • ボディーの曲面にフィットしない

4-3. 評価のまとめとおすすめの使い方

鉄粉除去スポンジの評価をまとめると、次のように言えるでしょう。

  • 粘土と比べると作業効率はいい
  • 粘土と比べると鉄粉除去する能力は低く、費用対効果は悪い

これからわかることは、今まで粘土を使っていた方にとっては、効果に満足できない可能性があるということです。今まで通り粘土を使っていた方がいいでしょう。特に、コーティング前の下地処理として行う鉄粉除去の場合には、粘土なしでは満足な下地処理を行うことができません。

一方で、これまで鉄粉除去をしたことがない方であれば、鉄粉除去スポンジは作業が楽にできるため、初めて使うものとしては選択肢に挙げてもいいでしょう。特別な技術も必要ありませんし、短時間で作業を終わらせることができます。ただし、鉄粉を除去する能力は低いため、取り残しが気になるという方には不向きです。日常的な洗車のついでに、大まかな鉄粉を落としておくというような使い方がいいでしょう。

また、鉄粉除去を効率よく行いたい場合には、鉄粉除去スプレーを使ってみるのもいいでしょう。詳しくは、「鉄粉除去の頻度が年に1回でも愛車を綺麗に保つ方法」も参考になりますので、ぜひチェックしてみてください。

5. まとめ

鉄粉除去スポンジの一番のメリットは、作業面積が広いため、短時間で作業が行えることです。ルーフやボンネットなどの広い範囲を素早く綺麗にすることができます。

ただし、従来の粘土と比べると、鉄粉除去能力は劣ります。また、狭い範囲の作業が難しくなります。

そのため、今まで粘土を使っていた方は、満足な効果を実感することはできないでしょう。確かに粘土を使った作業は大変なところがありますが、確実に綺麗なボディーが蘇ります。

また、コーティング前の下地処理を考えている場合には、鉄粉除去スポンジでは役不足となりますので、粘土を使って作業を進めましょう。

一方で、そこまで完璧な鉄粉除去にこだわらないという方の場合には、手軽に作業ができる鉄粉除去スポンジを使ってみるのもいいでしょう。今までの洗車に少しの手間を加えることで、ある程度の鉄粉を除去することができます。

また、作業効率を求めるのであれば、鉄粉除去スポンジの他にもスプレータイプの鉄粉除去剤なども検討してみましょう。

鉄粉汚れのないツルツルでピカピカのボディーを取り戻すためにも、ぜひ今回の記事を参考にしていただき、満足できる鉄粉除去クリーナーを見つけてください。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。