廃車の部品取りってなに?損をしない車の手放し方はコレ!

廃車にするにしても損はしたくないですよね。

廃車にする理由は、

  • ボロボロの車だから売れない
  • 10万キロ以上も走った車だから売れない
  • 事故や故障で走れなくなった

このように、それぞれ違った理由があると思いますが、どのような状態であったとしても、高いお金を払って買った車です。タダで手放すのはもったいないと思いますよね。

そんな時に、「部品取りをすればパーツが売れる」ことを知ったのではないでしょうか。これなら少しでも元が取れそうです。

では、一体どんなパーツなら部品取りができるのでしょうか?

まさかエンジンを取り外すなんて言われても困ってしまいますし、そもそも自分で取り外せないかもしれません。

また、部品取りに関する法律もあります。知らずに手を出してしまうと、1,000万円以下の罰金が課せられてしまう危険もあるのです。

そこで今回は、個人でもできる部品取りについてご紹介したいと思います。安全に、そしてお得に車を手放す方法をチェックしていきましょう。

1. 廃車の部品取りって何?

廃車の部品取りとは、廃車にするしかないような車から部品だけを取り出して再利用したり売ることを言います。

車としてはボロボロで壊れていて価値がなくなっていたとしても、部品ごとにみればリサイクルできたりお金に換えることができるのです。廃車専門の買取業者というものがあるのですが、まさに部品取りで利益を得ています。

それなら個人でもやれば、ただ廃車にするだけより少しでも元が取れそうですよね。同じように考えている方はすでにいて、インターネットオークションなんかでは「部品取り」という文字をよく見かけます。

2. 廃車から部品取りができるパーツ

では、一体どのようなパーツの部品取りができるのでしょうか?

先ほどご紹介したような廃車専門の買取業者の場合には、99%リサイクル可能とまで言われています。しかし、個人で行う場合には同じようにはいきませんので、部品取り可能なパーツをご紹介します。

カーオーディオやカーナビなどの付属品

まずは、カーオーディオやカーナビ、後付けのETCといった付属品です。

中古車販売店に並んでいる車やホームページなどを見ると、カーナビがごっそり取り出されて配線がむき出しになっている車を見かけることがあります。おそらく、こうした車両は部品取りがされているのでしょう。

その他には、ルーフキャリアやルーフボックスなども可能です。

純正パーツに戻せる社外品

車をカスタムして社外品に交換している場合には、それらも部品取りすることができます。例えば、アルミホイールなんかはよくあります。他にはハンドルやシート、マフラーなどもあります。

ただ、純正品が残っていて元に戻すことができるものだけと考えてください。社外のアルミホイールなら純正ホイールに戻しておく必要があります。

部品を取り外して、タイヤがない、ハンドルがない、マフラーがないといった状態のままではいけません。

3. 知らないと罰金?!廃車の部品取りに関するルール

個人でも行える部品取り可能なパーツについてお伝えしましたが、もしかしたら、部品取りができるパーツが少ないと感じたり、わざわざ純正品に戻す方がお金がかかると思われたかもしれません。

確かにその通りです。どうせ廃車にするならもっとたくさんの部品を取って売ればいいじゃないかと思うはずです。

しかし、これには理由があります。それは、基本的には個人での部品取りを禁止する自動車リサイクル法という法律があるからです。

自動車リサイクル法違反は1,000万円以下の罰金

自動車リサイクル法は、廃車の不法投棄や不適切な処理による環境問題に対処するための法律として2005年(平成17年)から施行されました。

この法律により、部品取りについては以下のようなルールが決められています。

自動車リサイクル法においては、使用済自動車からの部品取りを行う場合、都道府県知事・保健所設置市長から解体業の許可を受けることが義務付けられています。

(中略)

ただし、例えば、自動車所有者の依頼を受けてカーステレオ、カーナビ等の付属品を取り外す行為等については、業として使用済自動車の解体を行っているとは解釈されません。

引用:経済産業省「自動車リサイクル法に関する主なQ&A」

つまり、先ほどご紹介したカーナビなどの付属品以外は、個人での部品取りは不可能だということです。

これに違反した場合、5年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金となります。もし、法人が違反した場合には1億円以下の罰金になるほどの厳しい罰則があるのです。

ちなみに、「使用済自動車」とは廃車にしようと考えている車も該当します。廃車手続きの有無は関係ありませんので、一部の例外を除いては廃車前の部品取りはできないのです。

4. 結局、廃車の部品取りってお得なの?

1,000万円の罰金なんて言われると怖くなってしまいますよね。部品取りなんてやめようと思われるかもしれません。

結局のところ、個人で行う部品取りはお得なのでしょうか?

結論から言えばオススメできません。

まず、部品取りをした後に廃車手続きをしなくてはなりません。そのためには少なくとも10,000円のスクラップ費用がかかります。ただし、手続きが面倒ですので業者に代行してもらうことになれば、さらに10,000円から20,000円の代行手数料が発生します。

つまり、部品取りした物を売って30,000円以上にならなければ手元にお金は残らないのです。

さらに、そもそも自分で部品取りができなければ、業者などに取り外しや交換を頼むことになるため費用がかかります。

結局、手間や時間をかけてリスクのある部品取りをするのは賢い選択と言えないことがお分りいただけるのではないでしょうか。

5. 廃車の部品取りをする前にコレがオススメ!

部品取りに意味がないとわかってもがっかりしないでください。あなたが知りたかったのは、どうすればお得に車を手放せるのかということだと思います。

それなら、部品取りではなく「買取業者」の利用がオススメです。

おそらく、こんな車では中古車として売れないだろうと思って廃車にすることを考えたのだと思います。しかし、ここまでにもお伝えしている廃車を専門とする買取業者があるのです。これを利用すれば、売れないと思っていたような車でも買取ってもらえるのです。

なぜ、廃車を買取るのかと言えば、許可を受けている業者なら部品取りをして利益を得ることができるからです。先ほどもお伝えしましたが、99%リサイクル可能と言っている業者もあります。自動車リサイクル法に違反しない許可を受けている業者にとっては、廃車になる車が欲しいのです。

廃車の買取をオススメする理由については、「廃車」にするか「売却」するか?違いと愛車を手放す前にやるべきことまとめで詳しくご紹介していますが、一言でお伝えすれば数十万円もお得に手放せる可能性があるからです。

部品取りをするよりも賢い選択だと言えるでしょう。廃車で損をしたくないなら、まずは買取業者に無料査定を受けてみましょう。

6. 廃車の部品取りをする前に知っておくべきことまとめ

今回お伝えしてきたことをまとめると、次のようになります。

  • 部品取りできるパーツはわずかしかない(お金にならない)
  • 自動車リサイクル法に違反すると1,000万円以下の罰金の可能性がある
  • 部品取りをした後の廃車費用に10,000円から30,000円が必要

つまり、部品取りをしてもお得に車を手放すことはできないということです。

それよりも、罰金のリスクもない買取業者の利用がオススメです。車の状態にもよりますが、うまくいけば数十万円もお得に手放せるかもしれないのです。

これなら、廃車にするしかないような車でも十分に元を取ることができるのではないでしょうか。まずは一度、買取業者から無料査定を受けてみましょう。