車の水垢を一掃!ガラスの頑固なウロコも3ステップで落とせる!

車のガラスに付いた水垢が除去できずに困っている方が多くいらっしゃいます。

ガラスの水垢汚れとは、白い輪のようになっていたり、魚のウロコのように連なっているものです。こうした水垢は洗車機に通してもびくともしませんし、手洗い洗車で力を入れて磨いても歯が立ちません。

そのため諦めてしまう方もいらっしゃいますが、見た目が汚くなるだけではなく、運転中に視界を遮りヒヤッとする原因にもなってしまいます。事故を起こしてからでは遅いので放置するのは危険です。

そこで今回は、頑固な水垢でも3ステップで除去できる方法をお伝えします。これで綺麗な愛車を取り戻すことができますし、夜間や雨の日でも安心して運転できるようになるでしょう。

1. 車のガラスに付いた水垢の落とし方

車のガラスに付いた水垢を落とすためには、専用の道具を使う必要があります。また、洗車機に通しても落とせませんので手洗いでの作業になります。もし、自分で作業したくないという場合には、業者に依頼することもできます。その場合の料金については後述していますので、そちらをチェックしてみましょう。

ご自分で水垢除去を行う方は、次の道具を用意してください。

  • 家庭用の中性洗剤
  • バケツ
  • スポンジやクロス
  • ガラス用水垢除去クリーナー

中性洗剤については、スーパーやドラッグストアなどで売っている食器用の洗剤で構いません。カーシャンプーを利用してもいいのですが、その場合にはワックス成分やコンパウンドなどが入っていないものにしましょう。

バケツやスポンジ、クロスについては普段から手洗い洗車をしている方は、そのまま使用していただければいいでしょう。

ガラス用水垢除去クリーナーについては、化学反応で溶かし落とす溶解タイプと、研磨剤で削り落とすコンパウンドタイプがありますが、溶解タイプから試すようにしましょう。これで落ちない場合にコンパウンドタイプを利用します。その理由は、溶解タイプの方が作業が楽にできることと、ガラスに傷をつける心配が少ないからです。

これらの道具が準備できたら、次の手順に沿って水垢を落としていきましょう。

ステップ1:中性洗剤で洗車

まずは中性洗剤を使って洗車をします。これは、ガラスについた砂やホコリなどの水垢以外の汚れを落とすためです。この手順を抜かしてしまうとガラスに磨き傷ができるため逆効果になってしまいます。

中性洗剤は水に薄めたものを利用しましょう。バケツに洗剤を入れ、ホースから水を勢いよく出して泡立てながら薄めてください。100倍程度に薄めるのが目安です。

洗剤の準備ができたら、ホースや高圧洗浄機の水圧でガラスに付いた砂やホコリを洗い流します。その後に薄めた中性洗剤を含ませたスポンジやクロスで洗っていきましょう。洗った後は、十分にすすぎ流すことを忘れないようにしてください。

ステップ2:ガラス用水垢クリーナー(溶解タイプ)で溶かし落とす

次に、溶解タイプのガラス用水垢クリーナーを使います。使い方は非常に簡単で、クリーナーを塗ってから拭き取ったり洗い流すだけです。これだけで頑固な水垢を溶かすように除去してくれます。

クリーナーに記載されている使用方法を守って作業すれば、誰でも簡単に使うことができますが、次の2つのことに気をつければ、より安全に除去することができます。

  • 乾燥、蒸発させない
  • ボディに付着させない

クリーナーが乾燥したり蒸発してしまうと効果がなくなり、シミの原因にもなってしまいます。特に気温の高い時間帯や夏場には注意してください。水垢除去に限ったことではありませんが、洗車をするのは気温が低い午前中で風のない曇り空の日がベストです。

また、ボディに付着したまま放置するとコーティングが剥がれたりシミの原因にもなってしまいます。万が一付着した場合にはすぐに洗い流すようにしてください。

この2つの注意点を守るためには、範囲を区分けして作業するといいでしょう。特にフロントガラスやリヤガラスは面積が広いため、数回に分けて除去していくのがおすすめです。

ステップ3:ガラス用水垢クリーナー(コンパウンドタイプ)で削り落とす

溶解タイプのクリーナーで除去できないほど固着してしまった水垢には、コンパウンドタイプのクリーナーを使用しましょう。ほとんどのクリーナーには専用のスポンジが付属していますので、こちらにクリーナーをつけてガラスを磨いていきます。コンパウンドの研磨効果で頑固な水垢も削り落とすことができます。

こちらも磨く範囲を区分けしながら数回に分けて作業するといいでしょう。また、コンパウンドタイプはガラスの表面を削り落とすことで水垢を除去するものです。そのため一度に強く磨くのではなく、効果を確認しながら繰り返し磨くようにしましょう。

2. 車のガラスに付いた頑固なウロコは業者で落とす!

2-1. こんな場合は業者を使うのがおすすめ!

ここまでお伝えした方法でも除去できない水垢汚れがあります。例えば、魚のウロコのように連なっているものです。水垢が長期間蓄積していたりガラスと硬くひっついているため除去できなくなっています。

こうした場合には、業者に依頼するのがおすすめです。その理由は、コンパウンドクリーナーを使った手作業では歯が立たないため、ポリッシャーなどの研磨機を使って磨き落とす必要があるからです。

研磨機を使うことができる方は自分で作業してもいいのですが、ボディの研磨とは違ってガラスが割れてしまったり、曇ってしまい視界を悪くしてしまう危険があります。不安な場合には業者に頼んだ方がいいでしょう。

2-2. 水垢除去は意外と大変…業者に任せて安心!

自分で行う水垢除去は時間がかかったり、磨き作業は意外に大変で疲れてしまうものです。普段から洗車機を利用している方や忙しくて時間がない方、面倒なことは嫌いという方も業者に依頼するといいでしょう。

もちろん費用がかかってしまいますが、水垢を放置していると汚れが増えていくだけではなく、視界不良にもなるので危険です。そうなる前に除去しておきましょう。次にご紹介する料金も参考にしてください。

2-3. ウロコ取りに必要な料金

ウロコ取りができる業者は、カーディーラーやコーティング業者などがあります。また、全てのガラスだけではなく、フロントガラスのみのメニューもありますので、汚れの状況や予算に応じて選ぶといいでしょう。

・フロントガラスのみの料金

5,000円から8,000円が目安になります。フロントガラスの面積や車のサイズが大きくなる程料金は高くなります。

・ガラス全面の料金

7,000円から20,000円が目安になります。車のサイズやガラスの枚数によって料金が異なります。

3. 車のガラスに水垢汚れを作らないために知っておきたい3つのこと

ここまでお伝えしたことを実践していただければ、頑固な水垢汚れも除去することができて、綺麗な愛車を取り戻しているでしょう。

ただし、時間が経った水垢を落とすには手間や労力が必要になります。さらに汚れがひどくなってしまうと業者に頼まなくてはならないため費用がかかってしまいます。また、一度綺麗にすれば終わりではなく、車に乗る限り水垢汚れはできてしまうのです。

そこで、水垢の除去だけではなく、予防することも考えてみましょう。そのために知っておきたい3つのことをお伝えしますので、ぜひこちらもチェックしてください。

3-1. 水垢を防ぐにはこまめな洗車が一番

水垢汚れに悩まされないためには、こまめな洗車が一番です。こびりついてしまう前に除去してしまえば無駄な時間や労力、費用の心配をする必要もありません。

ただ、それが難しいため、こうしてこびりついた水垢の除去方法を探しているのだと思います。そんな場合でも諦めずに、事前に予防策を行うことをおすすめします。

3-2. 洗車が難しければ予防策を!

・水垢やウロコの原因とは

水垢やウロコを予防するためには、その原因を理解しておくことが大切です。原因がわからなければ予防することはできないからです。

では一体何が原因なのでしょうか?それは雨や洗車によって車が濡れることです。そして、この水分が蒸発するときに白い汚れやウロコ状の水垢が残ってしまうのです。

・水垢をイメージで確認

実は、雨や洗車に使う水には様々な不純物が含まれています。例えば、雨は大気中に漂う排気ガスや工場からの煙に含まれる油分を含んでいます。

洗車時の水にも水酸化ナトリウムやカルシウム、ケイ素などの成分が含まれています。そして、雨や水が蒸発するときに、こうした不純物だけがガラスに残ってしまったものが水垢になってしまうのです。

・油、イオンデポジット、シリカスケールが固着

さらに、水垢は時間とともに蓄積され、ガラスと固く密着してしまいます。特に、油や水酸化ナトリウムなどが混ざったものをイオンデポジットやウォータースポットと呼びます。また、車のガラス原料と同じケイ素は強固にくっついてしまい除去することが困難になります。こうした汚れのことをシリカスケールと呼ぶことがあります。

これが通常の洗車では洗い流すことができない水垢の正体です。

・撥水コートで水滴を残さない!

極端に言えば、ガラスを濡らさなければ水垢汚れはできません。しかし、現実的には不可能です。

そこでポイントになるのが、撥水コートをして水滴を残さないようにすることです。撥水コートが雨や水分を弾くため、ガラスに水滴が残らなくなり水垢を予防することができます。

ただし、これでも水垢を100%防ぐことはできません。雨の日に車を使った後にはなるべく早く洗車をしたり、洗車時に拭き残しのないようにすることも忘れないようにしましょう。

3-3. 油膜除去も忘れずに!

車のガラスに付く汚れは、水垢以外にも油膜というものがあります。フロントガラスがギラギラしていたり、対向車のヘッドライトが乱反射するような場合は油膜で汚れていると考えていいでしょう。

油膜とは、名前の通り油の膜がガラスについたものですが、この油汚れと水分が混ざることも水垢の原因となってしまいます。そのため、水垢だけではなく油膜の除去も忘れずに行いましょう。「車のフロントガラス汚れの洗車方法|外側の油膜は事故のもと?!」で紹介している方法なら軽い水垢汚れも一緒に除去することが可能です。

また、撥水コートをする前の下地処理としても油膜除去が重要です。撥水コートも正しく使わないと、かえってギラつきの原因になってしまうため注意しましょう。下地処理の詳しい方法についてもご紹介していますので、ぜひチェックしておきましょう。

4. 車の水垢【ガラス編】まとめ

車のガラスについた頑固な水垢でも専用のクリーナーを使えば除去することができます。一般的にはコンパウンドと言われる研磨剤で磨く方法がありますが、時間がかかったり、腕が疲れてしまいます。また、ガラスに傷がついてしまうデメリットもあります。

そこで、まずは水垢を溶かすように落とすことができる溶解タイプのクリーナーを利用してみましょう。作業も簡単ですしガラスも傷つけません。

ただし、長期間蓄積されて魚のウロコのようになっている頑固な水垢には効果がないことがあります。今回お伝えした方法を何度か繰り返しても除去できないようでしたら、業者に頼んで綺麗にしてもらうことになるでしょう。その場合には、フロントガラス1枚だと5千円から8千円が目安になります。

こうした余分な出費を防ぐためには、水垢汚れを事前に予防することがおすすめです。油膜も一緒に取り除いてから撥水コートをしてみましょう。

ぜひ今回ご紹介した方法を確認しながら水垢の除去と予防を行い、綺麗な車で気持ちよく出かけましょう。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。