車の布シート汚れや臭いを徹底的に落とす方法

車の布シート汚れは、簡単に自分でも取り除くことができます。業者に依頼する方法もありますが、3万円から5万円の費用が必要になります。自分で掃除をすれば千円もかかりません。

ただ、布シートの場合には、汚れを放置していると奥まで染み込んでしまうため、自分では落としきれなくなってしまったり、ダニやカビが繁殖する原因にもなってしまいます。そのため、素早く汚れを取り除くことがポイントです。

そこで今回は、日常的に行える掃除方法から、シミ抜き、タバコのヤニ汚れや黄ばみ、除菌、消臭方法まで詳しくご紹介していきます。

どれも家庭ですぐにできる簡単な方法ですので、この記事を読み終わったら早速実践してみましょう。

1. 愛車の布シート汚れを効果的に取り除く方法

愛車のシートを綺麗に保つためには、汚れたらすぐに綺麗にすることが大切です。当たり前だと思われるかもしれませんが、布シートの場合には特に注意してください。なぜなら、汚れがシートの奥まで染み込んでしまうからです。

表面的な汚れは落ちやすいのですが、奥まで染み込むとシートがシミだらけになったり、黄ばみや黒ずみになってしまいます。また、目に見える汚れだけではなく、ダニやカビが繁殖していたり、嫌な臭いの元にもなってしまいます。そんな車を運転するのも嫌ですし、同乗者にも不快な思いをさせてしまうでしょう。

また、長時間放置した汚れは自分では落とせなくなります。そんな時には、業者にシートクリーニングを依頼すれば綺麗にできますが、当然費用がかかります。シート1脚なら5千円、シート全体なら5万円もかかることは珍しくありません。

自分でこまめに掃除をしていれば、千円もかからずにシートを綺麗にすることができます。布シートを綺麗にするためにも、そして余計な費用をかけないためにも日頃のメンテナンスを大切にしてください。

これからその詳細をお伝えしていきますので、しっかりと確認していきましょう。掃除方法自体は難しいものではありませんので、安心して読み進めてください。

2. 日常の掃除方法

まずは、日常的に行っておきたい掃除方法についてご紹介します。汚れがついた時はもちろんですが、洗車や給油時に合わせてシートの掃除も行うといいでしょう。

具体的な方法は次の通りです。

ステップ1:道具の準備

まずは、次の道具を準備しましょう。

  • 布団叩き
  • 古い歯ブラシや綿棒
  • 掃除機
  • マスク

ステップ2:布団叩きで叩く

布シートの場合、繊維の隙間や縫い目などに砂やホコリが溜まっていますので、布団叩きを使って軽く叩いてみましょう。見た目にはわからなくても、ひどく汚れていることに驚かれるでしょう。

砂やホコリを叩き出せればいいので、強く叩く必要はありません。シートを傷つけないように、力加減には注意してください。

車内に汚れが舞うので、ドアを開けて十分に換気した状態で作業を進めてください。マスクも着用するといいでしょう。

ステップ3:歯ブラシや綿棒で汚れをかき出す

次に、布シートの縫い目や隙間の汚れをかき出していきます。縫い目を押し広げてみると、汚れが溜まっていることがよくわかります。その他の隙間の汚れもかき出してください。

その際は、古くなった歯ブラシや綿棒を利用するといいでしょう。また、千円前後しますが、シート用のブラシもあります。

ステップ4:掃除機がけ

砂やホコリをかき出したら、掃除機がけをしていきましょう。車内でも取り回しが便利なハンディータイプのものを用意したり、自宅で使っているものでも構いません。車のシートは凹凸がありますので、隙間用のアタッチメントを利用すると便利です。もしくは、ガソリンスタンドの掃除機を利用しましょう。5分間で100円ほどで利用できます。

ステップ5:水拭き

掃除機がけが終わったら、シートを水拭きしていきましょう。水に濡らしたタオル等を固く絞って拭きあげてください。シートを傷つけないようにするためには、柔らかい布やマイクロファイバークロスを利用するといいでしょう。

ポイントは、固く絞って水拭きすることです。シートを濡れたままにするとカビやシミの原因にもなりますので注意しましょう。

3. シミ抜き、しつこい汚れ落とし

水拭きでは綺麗にできないようなシミやしつこい汚れ落としには、シートクリーナー、もしくは食器洗い用の中性洗剤を薄めたもので掃除をしていきましょう。

上で紹介した砂やホコリ落とし、掃除機がけを済ませてから作業にとりかかってください。

ステップ1:道具の準備

まずは、次の道具を準備しましょう。

  • シートクリーナーもしくは食器洗い用中性洗剤
  • バケツ
  • タオルやクロス(最低3枚)

ステップ2:シートクリーナーもしくは中性洗剤で拭く

布シート用のシートクリーナーは、カー用品店やホームセンターに用意されています。泡やスプレータイプのものが千円前後で手に入ります。

シートクリーナーの使い方は、タオルやクロスに吹きかけてから、シートを拭きあげていくのがおすすめです。シートに直接吹きかけるとムラになりやすいからです。また、シートの目立たない部分で試し拭きをしておくと、より安心でしょう。

しつこい汚れの場合には、一度に汚れを落とし切ろうとせずに何度か繰り返すようにしましょう。

中性洗剤を利用する場合には、3〜5%を目安に薄めたものを使用します。2リットルの水に対して、100ccほどです。

バケツに薄めた中性洗剤を用意したら、タオルやクロスを濡らして固く絞り、シートを拭き上げてください。

ステップ3:シミ抜き

シートのシミ抜きのためには、シートクリーナーや中性洗剤のついたタオルなどで、シミの部分を軽く叩くようにしましょう。シミを浮き上がらせるようなイメージです。浮き上がった汚れを拭き取りながら、繰り返し作業を進めてください。

また、シミ抜きだけ行うとムラになりやすいので、周囲も一緒に拭きあげるようにしましょう。

ステップ4:水拭き

シートクリーナーや中性洗剤で浮き上がった汚れを拭き取るために、水拭きをします。固く絞ったタオルやクロスを利用してください。

また、すすぎの目的もあるため、丁寧に繰り返し拭き上げるようにしましょう。すすぎ残しはカビや臭いなどの原因になってしまいますので注意してください。

ステップ5:乾拭き

シートクリーナーや中性洗剤は、布シートの汚れを浮かび上がらせたり、取りやすくするためのものです。汚れの拭き残しはシミを広げてしまう原因にもなります。そのため、最後に乾拭きをしておくといいでしょう。

ステップ6:乾燥

最後に乾燥も行いましょう。可能であれば、ドアを全て開けて乾燥させます。天気のいい日ならすぐに乾きます。乾燥まで行うのであれば、天候も考えて作業日を選ぶといいでしょう。

4. タバコのヤニ汚れ、黄ばみ落とし

タバコのやに汚れや黄ばみ落としは、次の2つの方法があります。

  • シートクリーナーを使う
  • スチームクリーナーを使う

シートクリーナーを使う方法は、上でご紹介している「シミ抜き、しつこい汚れ落とし」と同じで構いません。

ただし、ヤニ汚れや黄ばみはシートの奥まで染み込んでいると、簡単には綺麗にできませんし、臭いも残ってしまいます。

そんな時には、スチームクリーナーがおすすめです。シートの奥から強力に洗浄することができますし、消臭効果もあります。また、天井やその他の車内清掃にも使えるため、タバコの汚れ落としには効果的です。

詳しくは、「車のシート汚れをスチームクリーナーで根こそぎ洗浄する方法」を確認してください。

5. 消臭、除菌

布シートの汚れは、車内の嫌な臭いの原因となっていたり、カビやダニが繁殖していることもあります。見た目の汚れだけではなく、快適な車内空間を取り戻すためには消臭、除菌も行いましょう。

その方法には、次の4つがあります。

  • 消臭剤、除菌剤
  • 空気清浄機、イオン発生器
  • スチームクリーナー
  • 重曹

それぞれ詳しく確認していきましょう。

5-1. 消臭剤、除菌剤

テレビCMやドラッグストアでよく見かけるファブリーズなどの簡単に消臭、除菌ができるものがあります。車用の物もありますので、シュッと吹きかけるだけでいつでも利用できます。

また、置き型タイプもありますので、シートの下などの見えない場所に設置することができます。

車用の芳香剤も便利ですが、長期的に考えると、古くなった香りの元が臭いの原因となっていることがありますので注意してください。香りでごまかすよりも、シートから綺麗にした方が効果的で衛生的にも安心です。

しかし、一般的にテレビCMやドラッグストア、ホームセンター、カー用品店などでよく見かける消臭剤・除菌剤は、お値段もリーズナブルなため、消臭除菌効果が、プロ用のものに比べると遥かに弱いです。

それ以上の消臭、除菌効果を望まれる方は、信頼できるプロの洗車業者が販売している商品をネットなどから手に入れて使用してみてください。 

5-2. 空気清浄機、イオン発生器

最近は、車にも空気清浄機やイオン発生器が付いているものがありますが、後付けも可能です。車用にコンパクトな設計がされていて、ドリンクホルダーを利用して設置できるものがあります。快適な車内空間のために、これらを利用してもいいでしょう。

人気のタイプでも5千円から6千円ほどで購入することが可能です。

5-3. スチームクリーナー

車内の嫌な臭いは、シートの奥に染み込んだ汚れが原因となっていることが多くあります。また、布シートの場合には、汚れが染み込みダニやカビが繁殖してしまいます。

シートクリーナーなどの拭き掃除は、シートの表面を綺麗にする方法ですので、シートの奥の汚れには対応できません。

そんな時にはスチームクリーナーを利用すれば、シートの奥から消臭、除菌が可能です。詳しくは、「車のシート汚れをスチームクリーナーで根こそぎ洗浄する方法」を確認してください。

5-4. 重曹、セスキ炭酸ソーダ

家庭内の掃除にも便利なツールとして人気のある重曹を利用すれば、車内の消臭も可能です。

使い方も非常に簡単ですし、100円ショップでも手に入るほど費用もかかりません。また、最近は重曹に似たセスキ炭酸ソーダと言われるものがありますので、こちらを利用するのもおすすめです。

詳しくは、「車のシート汚れは重曹がおすすめ!安くて万能な掃除術をご紹介」をチェックしてください。

6. 車の布シート汚れを落とす方法まとめ

車の布シートは、汚れが染み込んでしまう前に掃除をすることがポイントです。

今回は、日頃からできる簡単な掃除方法から、しつこい汚れやシミ、タバコのヤニ汚れや黄ばみ、除菌、消臭方法まで詳しくご紹介してきました。

今回の方法を素早く実践していただければ、綺麗なシートを保つことができるでしょう。

もし、自分では取りきれない汚れがあったり、嘔吐などの洗浄が必要になった場合には専門業者に依頼するといいでしょう。その場合には、「車のシート汚れをクリーニングに出す時のメニューと費用まとめ」の記事で詳しくご紹介していますので、こちらも参考にしてください。

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ABOUT監修・執筆

里見昌幸

ラスコジャパン開発部 部長

車業界20年。自動車オイルメーカーや自動車塗装業、カー用品全国NO.1店などを経験し独立。高級車や旧車をさらに魅力的に大切にキープする方法にフォーカスする。2007年に立上げた「極み洗車の匠」は、ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、マセラティ、ポルシェ、アルピナ、BMW、アウディ、アルファロメオ、レクサスなど、コーティング後の劣化やキレイにならない洗車で困っている、意識の高いクルマ好きの最後の駆け込み寺的にもなっている。