車の売却はさほど難しくはありません。きちんと、車はどのような売却すればいいのか?という流れを知っておけば、スムーズにかつ、高値で売ることが出来るのです。
せっかくの愛車はやはり、安心できて、高値で買い取りしてくれるところに売りたいですよね。
では、今回は車の売却初心者でもわかりやすい車売却の流れについて紹介していきます。
1. 車の売却方法と査定額の違いを知る
まずは車の売却方法と査定額の違いを知るところからです。車の売却方法や査定額などは買取会社によって違ってきます。
では、それぞれの売却方法や査定額の違いなどについてメリットとデメリットとともに紹介していきます。
1-1. ディーラー下取りとは?
まず、一般的に知られているのがディーラーでの下取りです。ディーラーでの下取りをしてもらう場合のメリットやデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
・メリット
- 車のスペシャリストなので最初から最後まで丁寧にやってくれる
- 安心感が違う
この2つが挙げられます。
売却方法としてはディーラーに行って、売りたい車を見てもらい査定額を付けてもらう。納得がいったら、売却契約書にサインをして車を引き渡しという形になります。
基本的にディーラーでの下取りは新車を購入するときに今乗っている車を下取りしてもらうという形が多いようです。
ディーラーと聞けば、安心感が大きいのもありますし、きちんと最初から最後まで丁寧にやってくれるので下取りもスムーズにしてもらうことができます。
・デメリット
- 中古車買取業者よりも査定額が安い
- 中古車市場を理解していない場合が多い
ディーラーでの下取りはどうしても買取業者がするよりも安くなってしまいます。それは、ディーラーが中古車市場の価格の変動などを理解していない場合が多々あるためです。
ディーラーの下取りというのは損しないようにするというのが前提に考えられています。なので、下取りも最低金額での査定となってしまうのです。
交渉の余地はあるかもしれませんが交渉したとしても、査定額が大幅に上がるか?と言われたらそうではありません。メリットよりもデメリットのほうがどうしても大きくなってしまうのです。
1-2. 中古車業者への売却
中古車事業者への売却というのはディーラーでの下取りとは売却方法は同じような感じですが査定額というのは違ってきます。そのメリットとデメリットについて紹介していきます。
・メリット
- 査定額がディーラーに売るよりも高い
ディーラーよりも中古車市場というのを知っているので、「このくらいの金額で購入したとしても売れるから大丈夫!」という売れる金額を知っています。
また、中古車販売店が車を買い取れば、様々な方法を利用して車を売却しようとするので売れ残るということは少なくなってきます。
そのため、ディーラーよりも高値で買い取りすることができるのです。
・デメリット
- 安心感がディーラーよりも劣る
- 足元を見られることがある
中古車販売店というのは個人で登録して、行なっているところが多数あります。
なので、どうしても安心感がディーラーよりも劣ってしまいますし、車の本来の査定額を知らなくては安い価格で買い取りされてしまい、足元を見られるなんてこともあるのです。
そのようなデメリットがありますがそれを避けるためにも多くの会社に査定をしてもらったほうがいいのです。
1-3. 車買取業者への売却
車買取業者というのは中古車販売店とは違い、車の買取を専門に行っている会社です。買取した車は販売店が使うようなオークションなどで流されていきます。
では、そんな車買取業者のメリット、デメリットについて紹介していきます。
・メリット
- 高値で買い取りしてもらえる
- 売却する時の契約が簡単
車買取業者は買取した車をオークションなどで販売しています。その販売する相手もプロがほとんどです。
なので、人気車種や走行距離が少ないなどの条件がいい場合は高値で買い取りしてもらうことが出来ます。
また、軽自動車を買取してもらうときには契約書を交わすだけで買取してもらうことができるのでとても便利です。
・デメリット
- 安心感が劣ってしまう
- 人気車や走行が少ない車種でないと高値で買い取りしてもらえない
ディーラーよりもどうしても安心感が劣ってしまいます。
また、オークションでの販売になるため、買取するときも人気車種や走行距離が少ない車w種など条件が良くなくては高価買取してもらうことができない場合もあります。
2. 車の売却に必要な期間を確認する
次に、車の売却に必要な期間を確認しておきましょう。一言で車売却と言っても簡単なものではありません。書類の準備も必要ですし、名義変更にも時間がかかることもあります。なので、3日~7日程度かかるということは頭に入れておきましょう。
3. 複数の業者から無料査定を受けて見積もりをとる
やはり、みなさん車を高値で売りたいですよね。そういう時には複数の業者から無料査定を受けて見積もりをもらうようにしましょう。業者によっては買取価格が違う場合があります。
A社は30万円だったのにB社は35万円だったということであれば、5万円も差があるのは大きいですよね。これの違いを比較するためにも何社かに査定してもらって、見積もりをとってもらうほうがいいでしょう。
4. 売却する業者を決める
見積もりをとって、ある程度査定額が分かれば後は売却する業者を決めていきます。
売却する業者を選ぶときは
- サービスのいい会社を選ぶ
- 査定額が高い会社を選ぶ
など様々考えられます。
一番いいのはサービスがよくて、査定額が高い会社ですよね。なるべく、それに近い業者を選ぶようにするといいでしょう。
5. 車売却に必要な書類を用意する
車売却のときにはいくつかの書類が必要になってきます。なので、売却が決まった後や決まる前などに書類を準備しておくといいでしょう。
決まる前に準備しておけば、早く売却することが出来ますが決まった後の準備でも問題ありません。
6. 売却(車の引き渡し)
必要な書類の準備ができ、契約書も交わすことが出来れば、後は車の引き渡しになります。車の引き渡しをして、やっとここで売却成立となるのです。
売却成立すれば、もう安心!と思う人がいるかもしれませんがそれは早すぎです。売却が成立してから入金の確認が必要になってきます。
7. 入金をチェックする
最後に入金の確認です。売却が成立してから即日即金というところもありますが、後日振り込みというところもあります。基本的にその日の内に振り込まれるということはないと思っておきましょう。
事務手続きを買取会社がして、振込してという形になるので1週間~2週間くらいは見ておきましょう。
まとめ
車の売却の流れについて紹介していきました。車の売却は慎重に行わないと、安い価格で買い取りされてしまうことがあります。なので、買取してもらう業者選びをしっかりと行ない、必要な書類の準備をして車を売却するようにしましょう。
車の売却をしてしまえば、後は入金確認するだけになります。
ぜひ、参考にしてみてください。