装甲車の値段はいくら?中古車なら日本車並みの値段で購入できる!

装甲車の値段は3,000万円から6億円以上するものまであります。これは、装甲車の種類、性能、サイズ、装備品などが異なるからです。

自衛隊の装甲車の場合、例えば武装されていない軽装機動車は約3,000万円、7基のガンポートを装備した89式装甲戦闘車になると約6億5,000万円にもなります。

ちなみに、平成26年度から平成30年度までの中期防衛力整備計画では約24兆円の予算が当てられていますが、装甲車等の購入金額や維持費などを考えれば、これ程の予算が必要になることもわかります。

一方で、海外を中心として軍から払い下げられた装甲車などの軍事車両が中古で販売されています。その値段も様々ですが、日本での公道走行が可能なサイズの装甲車だと100万円前後から販売されています。例えば、イギリス軍などで使用されたフェレット装甲車がこれに該当します。

今回は、こうした装甲車の値段について詳しくご紹介していきます。また、中古車の探し方についてもご紹介していきますので、個人で所有したいと考えている方もぜひ参考にしてください。

1. 自衛隊の装甲車の値段

1-1. 3,000万円から6億5,000万円

自衛隊が配備している装甲車の値段は、下の表のようになっています。

装甲車 値段
96式装輪装甲車(96WAPC、クーガー) 約1億2,000万円
73式装甲車(73APC) 約1億円
89式装甲戦闘車(89FV、ライトタイガー) 約6億5,000万円
軽装甲機動車(LAV、ライトアーマー) 約3,000万円
NBC偵察車 約6億5,000万円

各装甲車の車両データや任務、配備状況などは「装甲車の種類と自衛隊配備状況&車両データ・新型装甲車情報まとめ」こちらで詳しく確認することができます。

1-2. 新型装甲車「装輪装甲車(改)」の開発費は約47億円

政府は、安全保障情勢の変化を受けて新たな装甲車の開発に乗り出しました。この事業は「装輪装甲車(改)」とされ、約47億円の開発費が投入されました。

当初の予定では平成26年から平成28年までの2年間で試作機の製造、平成30年には実用試験を経て完成のはずでしたが、試作機に不具合が見つかったため平成33年以降の完成予定になると発表されました。

自衛隊の装甲車の値段は先ほどお伝えした通りですが、これらを開発するためには何十億もの予算が使われているのです。

1-3. 中期防衛力整備計画 (平成26年度~平成30年度)

平成26年度から平成30年度までの中期防衛力整備計画(中期防)では、

  1. 周辺海空域における安全確保
  2. 島嶼部に対する攻撃への対応
  3. 弾道ミサイル攻撃への対応
  4. 大規模災害等への対応

これらを強化するために必要な金額は、24兆6,700億円程度とされています。その中で、装甲車は24両が調達整備されることになっています。

・中期防衛力整備計画 (平成26年度~平成30年度)(別表)

区分 種類 整備規模
陸上自衛隊 機動戦闘車 99両
装甲車 24両
水陸両用車 52両
ティルト・ローター機 17機
輸送ヘリコプター(CH-47JA) 6機
地対艦誘導弾 9個中隊
中距離地対空誘導弾 5個中隊
戦車 44両
火砲(迫撃砲を除く。) 31両
海上自衛隊 護衛艦 5隻
(イージス・システム搭載護衛艦) (2隻)
潜水艦 5隻
その他 5隻
自衛艦建造計 15隻
(トン数) (約5.2万トン)
固定翼哨戒機(P-1) 23機
哨戒ヘリコプター(SH-60K) 23機
多用途ヘリコプター(艦載型) 9機
航空自衛隊 新早期警戒(管制)機 4機
戦闘機(F-35A) 28機
戦闘機(F-15)近代化改修 26機
新空中給油・輸送機 3機
輸送機(C-2) 10機
地対空誘導弾ペトリオットの能力向上(PAC-3 MSE) 2個群及び教育所要
共同の部隊 滞空型無人機 3機

2. アメリカの装甲車の値段

アメリカの装甲車には、LAV-25とストライカーがあります。それぞれの値段を確認してみましょう。

2-1. LAV-25:7,000万円

LAV-25は1983年以降、アメリカ海兵隊に配備された水陸両用の装甲戦闘車です。M242機関砲、M240機関銃、発煙弾発射機が装備されています。

こちらの装甲車は、カナダのジェネラル・モータース・オブ・カナダ社が製造し、その値段は65万ドル、およそ7,000万円といわれています。

2-2. ストライカー:1億5,000万円

出典:General Dynamics Land Systems

ストライカーはLAV-25の派生型で、アメリカ陸軍に配備されています。プロテクター151の装備により、12.7mm重機関銃M2、7.62mm機関銃M240、40mm擲弾発射器Mk 19などを武装することができます。

こちらの装甲車は、アメリカのジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ社が製造し、その値段は140万ドル、およそ1億5,000万円とされています。

3. イギリスの装甲車の値段

イギリスの装甲車にはフェレット、サラディン、サラセン、サクソンなどがありますが、それぞれイギリス軍へ提供された時の値段は不明です。ただ、この後詳しくお伝えしていきますが、中古市場では100万円前後から売買されています。

3-1. フェレット装甲車

フェレット装甲車は偵察用に設計され、一般的にはフェレット偵察車と呼ばれています。かつてイギリスにあったダイムラー社によって製造されていました。

また、フェレット装甲車については、日本国内で個人所有されている方が車検をとって公道を走らせていることでも知られています。

4. 装甲車の値段はいくら?個人所有するなら中古車の相場をチェック!

ここまでお伝えした通り、自衛隊やアメリカ軍の装甲車は3,000万円から6億円以上もするような値段となっています。しかし、退役して軍から払い下げられた装甲車が中古市場に出ると、100万円台から売買されています。

軍事車両ファンの中には装甲車を手に入れてコレクションしたり、実走行させたいと考えている方が多数いらっしゃいますが、この値段を聞いて想像よりも安いと感じられるのではないでしょうか。装甲車を購入するだけであれば、意外と手の届く範囲なのです。

それでは、具体的な取引額をチェックしてみましょう。MILWEBという軍事車両が販売されているサイトがありますのでこちらが参考になります。※今回参考にしている情報は、平成30年5月29日時点のものです。売約されていたり値段が変更になっている可能性がありますのでご注意ください。

また、個人で所有する際は、車両サイズや重量を忘れずにチェックしましょう。なぜなら、手続きなしで公道を走らせることができる車両には、以下のような基準があるからです。

詳しくは、「装甲車で公道を走るための5つの手順!購入から車検までの実践編」こちらでご確認ください。

フェレット装甲車Mk1、Mk2、Mk4:6,000〜15,000ポンド(約86万円〜216万円)

全長 3.7m
車幅 1.91m
全高 1.88m
全備重量 3.7t

TANKS-ALOTはイギリスにある軍事車両を販売している業者です。こちらには、実走行可能なフェレット装甲車Mk 1、Mk 2、Mk 4の在庫がありました。その値段は約68万円〜216万円となっています。

サラセン:6,000ポンド(約86万円)

全長 4.8m
車幅 2.54m
全高 2.46m
全備重量 11t

TANKS-ALOTではサラセンの在庫もありました。こちらは約86万円です。

フェレット装甲車:売却済

Chaffee Associatesはアメリカにある軍事車両や部品を扱う業者です。こちらでもフェレット装甲車が販売されていましたが、すでに成約していました。

Shorland Mk 3 :要問い合わせ

全長 約4.7m
車幅 約1.7m
全高 約2.2m
全備重量 約3.3t

Khaki Corps Importsはアメリカのオクラホマにある業者です。こちらではイギリスの軍用車両を中心に販売されています。値段に関しては、要問い合わせとなっています。

フェレット装甲車:要問い合わせ

Khaki Corps Importsではフェレット装甲車の販売もあります。

スパルタンCVR:25,000ポンド(約360万円)

全長 6.0m
車幅 2.0m
全高 2.3m
全備重量 8t

ljackson&coはイギリスで軍事車両などを販売している業者です。こちらではスパルタンCVRが販売されていました。これはイギリス軍で使用された戦闘装甲車両となり、値段は約360万円になります。

ハンバー・ピッグ装甲車:要問い合わせ

MARCUS GLENNはイギリスで軍用車などを販売している業者です。こちらではハンバー・ピッグ装甲車が販売されています。こちらの車両は、イギリス軍で使用された重装甲トラックになりますが、値段は要問い合わせとなります。

5. 装甲車の値段と中古相場まとめ

いかがだったでしょうか。装甲車の値段は3,000万円程度のものもあれば、6億円以上するものまであります。その差は、装甲車の性能や装備品の違いによるものです。

一方で、これほど高額な装甲車でも中古車となれば100万円前後で購入することも可能になります。個人で所有したいと考えていた方には、意外と手の届きそうな値段であるため、夢が膨らんだのではないでしょうか。

ただ、今回ご紹介したのは中古車としての売値です。実際に個人が所有するためには輸入や整備、改造等で700万円前後の費用が必要となる場合があり、トータルで1,000万円近くになることもあります。詳しくは、「装甲車で公道を走るための5つの手順!購入から車検までの実践編」こちらをご確認ください。

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